625210 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Freepage List

2007/06/07
XML
カテゴリ:ニコニコ介護生活



こんなメールをいただきました。(転載お許しくださいね)

ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト

我が家の○○ちゃんは7月7日に18歳になる男の子です。
昨年の夏からグルグル回るようになり。12月になり血尿がでて前立腺、今年に入り悪性リンパ腫、今は心臓と気管支、便秘です。
痴呆も出ていますが可愛いです。

○○ちゃんが病気で痛くないかな?それだけが心配です。
寝顔見てはニタ~とする毎日です。
ただ、夜中も寝ないでお百度参りのときはオロオロするばかり。
どうしたら良いのでしょうか?
昼夜逆転していても気持ちよさそうに寝ていると起こすこと出来ません。
介護について教えてください。


ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト   ポスト


介護について・・・

具体的なことではなく、取り組む気持ちの事だと解釈して
今日は介護の周辺のお話を少し。

足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡


介護をしていて誰しもが思い悩むこと
それは

”本当に愛犬のためになっているのだろうか ”
”どこまでの医療を施すのか ”

ということではないでしょうか。

それでも
愛犬が、生きようという意欲を見せている間はあまり悩まないものです。

見えなくなっても、聞こえなくなっても
歩けなくなっても

食欲さえ見せてくれれば、飼い主の気持ちは介護(お世話)に向かってまっしぐらです。
世話することに迷いはありません。
介護の初期は体力勝負です。

それが
後期になると
体力と共に大きな精神力が必要になります。

それは
先ほども言ったように

”こうして手を尽くして命を長らえさせる事が
 果たして愛犬のためになっているのだろうか ”

という悩みが生まれてくるからです。



命を悟るのでしょうか

おいしい匂いに反応しなくなり
喜んで食べていたものにも口を開かなくなる時が来ます。

スマーフもそうでした。

それでも
入ったものを飲み込んでくれる間は
食べさせる方法はいくつかあります。

ただ
そこまでして食べさせる事に・・・やはり迷いはつきまといます。

食欲もなく、おいしいとも思えず、身体もしんどくて・・・
それなのに口をこじ開けられ、まずいものを押し込まれ・・・

愛犬の身になって考えると
拷問を強いているんじゃないかと思ってしまいます。



闘病の有無にもよりますが

≪食欲がなくなり、眠る時間が長くなり
やがて、眠りの中で神に召される≫

これが命本来の在りようかと思います。

そのように生涯を終えることが出来る命は
とても幸せです。

ただ・・・残される方がそれを受け入れられない・・・。



尊厳死は人間だけの問題ではないと思うのです。
すべての命に尊厳はあるのですから。

そこで・・・悩んでしまうのです。



食べさせながら、いつもスマーフに言ってました。

『おいしくないのにごめんね。かぁさんがあなたにいて欲しいの。
かぁさんのワガママ、許してね。』 と。





今、介護されている方

愛している事に自信を持って
したいようにお世話してあげてください。

愛してるからこそ迷うのです。

まわりがなんと言っても自信を持って!

ご家族の理解や協力が得られない事もあるかと思いますが
一人でも二人でもわかってもらえる人が見つかると
ずいぶん違います。

いろんな方に話してみて
聞いてもらえる人を見つけるのもひとつの方法です。

無理解を嘆くより
無理解を当たり前だと思う方が気が楽ですよね。

smatiはいつでもお話伺いますよ。

精神的に疲れると、肉体も疲れてしまいます。
ただでさえ身体を酷使してしまっているのです。


手抜きも大歓迎。
罪悪感を感じる必要はありません。

愛情の裏打ちがあれば、どんな状況であっても、愛犬は必ず幸せです。

少しでも気持ちが楽になるように
もし介護の経験のある方が居られたら
愚痴でも何でも聞いてもらって
ストレスを溜めないようにしてください。

それがもとより愛犬のためなんですもの。

頑張りすぎて、逃げ出したくなる前に。



こうして文章にすると
smatiの気持ちが揺るぎなかったように感じられるかもしれませんが
決してそうではありません。

その時には見えなかった事もたくさんあります。

ただ
あのとき出来る精一杯だった
そして
愛するスマーフは何もかも許してくれている

と思える事が、今の支えとなっています。


大変な介護ですが

≪ご自身を第1に、愛犬を第2に≫

そのくらいでちょうどいいと思います。


スマーフとの日々は
まるで秋の夕暮れのように穏やかで幸せな時間でした。

そんな時間を、皆さんも大切にお過ごし下さいね。

【2005.6.7 チッチに鼻ホジホジされるスマーフ 】


足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   


長くなってしまいました。

”どこまで医療を・・・”
については、次回また。。。



 メールしょんぼりスマイル号泣スマイルびっくりスマイル怒ってるスマイルメール

ワンコの介護等について一緒にお話しませんか?

心配事やお悩みがありましたら
お気軽に
掲示板 コメント欄 もしくは ポスト←ここへ♪
 (掲示板、コメント欄は皆さんの目にも触れますので、伏せたい方は上矢印ポストへ)

ブログ上でお答えします。
 (詳しくは《ブログでお応えスタイル》宣言をご一読下さい。)


愚痴でもなんでもいいですよ!
お待ちしています。

足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡   足跡










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/06/07 11:02:22 AM
コメント(12) | コメントを書く
[ニコニコ介護生活] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X