チッチが来てからちょうど2週間が経ちました。




スマ家初日から脱走を試みた（濡れ衣だッチ！）チッチは
3日目の朝も大脱走！（餌換えのときに入り口と腕の隙間からすり抜けるように！）

この時は捕まえるのに30分もかかってしまって
途中、≪このままだったら部屋飼いするしかないかも！≫　と本気で考えました。

初代チッチは雛で来たので
すっかり手乗りメジロになっていて
呼べば来るし、呼ばなくても来るし（笑）

唇に留まって口の中のものをおねだりするわ
手のひらで　”寝んね”するわの

野鳥とは呼べない野（家）鳥に成長されていたのですが


野鳥生活数年（まったく年齢不詳です･･･）の2代目チッチ


警戒心は筋金入りで
大好物のミルワームでさえ、人影があるとなかなか食べてくれなくて･･･

苦心惨憺、やっと録れました。
ミルワーム食餌風景です！


何度も何度も飛んできては引き返してたくせに
やっと咥えたと思ったら
叩きつけてひと飲み！
大胆なヤツです。








チッチと呼んではいますが
初代チッチとは正反対

懐くようすは・・・未だ見られません。

懐く以前に、慣れることすら難しい感じです。




しかぁし！
諦めるつもりはないですよ。


もう野生に戻れないチッチ。
鳥かごの中だけでは狭すぎます。



出来ればスマ家のリビングを遊び場にさせたい。

そのためには、呼べば籠に入ってくれるようにならないと。

ミルワームを使って気長に訓練し
1日のうちの
たとえ1時間でもスマ家の空を飛んで欲しいと願っています。



そうそう
野性に帰れなくなったチッチの怪我ですが

≪左翼　橈骨尺骨骨折≫（【橈骨】　”とうこつ”と読みます。訓読みで"たわむ"（橈む））



Rが橈骨、Uが尺骨です。

人の腕で言えば
肘から手首にかけて2本の骨がありますが
それが橈骨（親指側)と尺骨（小指側）です。



わかりやすい図がありました。→骨格図


自然治癒しましたが、≪飛翔不完全≫で、山には戻れません。


わかります？
左の翼がたたみきれなくて下がっています。


こんな重要な骨を2本も折るなんて
チッチ、どんな冒険したの？

『忘れたチッチ～！』



足管がちょっと切ないです。
取ってあげたいけど・・・




2度目の脱走ではスマ家の和室を飛び回ったチッチ


やっぱり長距離はきついようで
少し飛んでは大口（嘴）開けてハァハァ荒い息。
（もしかしたら、威嚇なのかもしれませんが）



最後はミルワームの誘惑に負けて
小籠の中にうっかり突入。　(^_-)-☆

チッチ御殿に移す際は
身体をよじって抵抗して
パクパクガシガシと噛み付いておりました。

もし今度脱走しても、もう小籠ミルワーム作戦は使えないかも。。。


怪我した時に引き取っていたら
もっと早く懐いてくれたかもしれませんが
怪我が癒えて、本鳥はもう元気だと思っているはずの今からでは
スマ空散歩は・・・まだまだ先のようですが

さっきから大声で独り言のチッチ

きっと
『早く出せ～！　ミルワームくれー！』って言ってるんでしょうね。

『お腹すいたチッチ～だってワン！』





　　　　　　　　　　　　



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