日記

反省。親が一緒にいても事故は起こるって頭ではよくわかっていた。
自分では安全意識は高いほうだと思っていた。口うるさいくらいに
”危ないよ！車きてるよ！もっとこっち！ちゃんと手をつないで”
といいながら道路もスーパーなどの駐車場も歩いてきた。

チャイルドシートだって生まれてからずっと欠かしたことはない。
泣いても暴れてもチャイルドシートなしで事故にあったら。。と
思うとベルトを緩める気にはならない。

でも事故は起きた。
”そこにいてね・・”と言うだけでは4歳児には意味がなかった。
更にしっかり目をみて言えばまだ効果はあったかもしれないけど
今回は買い物の荷物をまとめながら、娘にも声をかけて、そして
次男にも。。。

私にはドアが開いて出てくるお隣さん、車に乗り込むお隣さんが
しっかり見えていた。当然車が発進してこちら側にすすんでくる
ことも予測範囲内。なので次男にも”待っててね”と言った。

でもでも4歳児にはそういう判断は無理だし第一次男の視線からは
お隣さんの姿は全然みえていなかったに違いない。
きっと私の言葉も耳から耳へ素通りしたんだろう・・・・。

そしてお隣さんもまったく次男の姿には気がつかなかったという。
小さい次男は我が家のワゴン車にすっぽり隠れていたんだろう。
そして私が背を向けて車に乗り込んだとき次男は何も考えず
いつも通り家に向かって歩き出した。。もしくは走り出した。

そこへお隣の車がとおりフロント部分と衝突した拍子か何かで
次男が倒れてその上を前輪が通過。運良く倒れた次男を中心と
した形で車が進み前輪の間に挟んだ状態で車が停止していた。

運良く。運が良かっただけだ。運が悪くタイヤの下敷きになって
いたら。足が折れていたかも。腕が折れていたかも。頭の上だったら？
頭の骨が折れていたかも。脳にだって影響があったかも・・。

そう考えると背筋が寒くなる。ゆっくりのスピードだって相手は
車。駐車場内の事故で小さい子が亡くなる事故だって後を絶たない。
次男だってその一人になっていたかもしれない・・・・。

言うだけじゃダメだ。もちろん言い聞かせていくことは大事だけど
まだまだ体で抑えないと、手をつながないと。まだまだ4歳やんちゃ盛り。

でも事故の危険性は幼児のうちだけではない。小学校に行っても
中学生、高校生、大学生。そして大人になっても・・・・。

子供のそばについて守れるのは短い間だけ。それさえもまともに
できなかった。それでもこれからも三人の子供を守っていかないと
いけない。反省して勉強してこの失敗は無駄にしないで今後に
繋げていかないとって思う。

次男は手の甲の傷もかさぶたになり事故のことなんてすっかり
忘れてしまったよう。これでいいのか。。悪いのか。
とにかく無事に感謝しつつも一歩間違えば一生悔やんでも悔やみきれない
結果になっていた、、ということだけは肝に銘じていきたい。