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カテゴリ:本・雑誌
インターネットのオークションに嵌る主婦、 会社が倒産。でも家の仕事に生きがいを見出す夫、 妻と別居、それを期に自分好みのインテリアに変貌させる夫。 在宅の仕事の毎日の中、営業マンとの妄想に浸る妻。 天性の営業の才能で次々と職業を変えていく夫。 ロハスに嵌った妻と、それにどうしても同調できない夫。 短編が6作。 どれも面白くて、読み始めると一気に読んじゃいました。 私は主婦がインターネットオークションに嵌る「サニーデイ」と 男性好みのインテリアににがらっと変えちゃう「家においでよ」が特に気に入りました。 オークションに嵌る主婦の話「サニーデイ」は 自分の売った物が感謝され、「大変良い」と評価され、 ずっと家の中で専業主婦をしてきて感謝されることが長年無かったのでものすごい充実感を感じ、顔の小じわが消えたり、積極的になったり、輝いてくる、といった話運びが リアルで、楽しい。 「家においでよ」は、私も男性である程度の貯えがあったら、こういう部屋がいいなあと思ってしまった。 本やCDやDVDをいっぱい並べて、 高級なオーディオとホームシアター。 いいなあ、いいなあ、私も主人公の友人達のようにしげく遊びに行っちゃうだろうなあ。 家族の良さや、助け合い、心よりそう夫婦。 ほのぼの、ほんわか。ちょっと辛味。 みなそれぞれに、自分の家がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.26 23:15:39
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