SMILE DIARY

半分は漫画になってるし、イラストも多いし、
内容もタイトにまとめてあるのでとても読みやすく、わかりやすい。
誰にも読めるし。

実際その場面に直面するとなかなか手本どおりには出来ないことも多いだろうけど、
いったん感情に走ってしまったときも、
この本を読んでおけば途中で思い起こして冷静になれると思います。

現実にうちの娘も一時期登校拒否になったことがあるのでリアルにこの作者の言っていることがわかる気がします。
うんうん、とうなずきながら読んでしまいました。
『不登校は、怠け、わがままではなく、心身の正常な反応であり、
「心のサーモスタット」が作動した状態』
まさに、そのとおりです！
家族の関係を見直すことも出来たし、変な意味、彼女が不登校してくれたおかげでよくなったこともあるんです。

『子供を非行や犯罪から最後に守るのは、
ルールやしつけではなく、
親から大切にしてもらったことから、自然と出てくる、
「この親を裏切れない」という心です』

ほんとにそうだな、と思います。

決して説教臭くないので素直に読めます。
どの親御さんにも、どの学校の図書室にも置いて欲しい気がします。