SMILE DIARY

１９世紀末、イギリス、ヴィクトリア朝時代、
貴族のお坊ちゃまウィリアムとメイドのエマとの身分違いの愛。
強く魅かれあう２人だが、この時代、階級の違う恋愛には障害が多すぎた。
何度も離れながらも、そのたびに心は結びついてゆく２人だが・・・

恋愛ものはちょっと苦手な私なんですが、これは一味も二味も違って、
登場人物それぞれみんな個性があって、
当時のイギリスの人々の生活もこまめに描かれていて、とても面白いです。

エマは普段とても物静かな性格なのだけど、ウィリアムへの愛情は激しくてまっすぐで、
でも控えめなところがいじらしくてとても好感が持てます。
ウィリアムのもとを去ってからも偶然にまた再会し、
感情を抑えられず抱きついてしまったりする場面には胸にぐっと来て思わず泣いてしまいました～；；

番外編として８巻も出てます。
こちらも面白いｖ
ロンドンで催された万博、ハイド・パークに建設された「クリスタル・パレス」に出かける様子も書かれてるんですが、
想像でこれだけ当時の様子が描けると言うのも凄いな～と思ってしまいました。

詳しくは→こちらを見てね