smile★スマイル

昨日の公演は、開演のブザーが鳴ったと同時に涙です

色んな思いが詰まった三年間

頑張ったのは娘だけど

楽しさも辛さも、そばで見ていただけ胸がいっぱいでした 

部員それぞれの思いはあるけれど

色んなことを思い返すことでしょう

これから先、学校へ行き後輩を指導しながら楽器を吹くこともあるでしょう

自分の練習として学校に行くことでしょう

同期とどこかで吹くこともあるでしょう

同じ指揮者の下で吹くこともあるでしょう

でも、今日が最後なんです

今日という日は、最後なんです

このメンバーでステージに上がるのも

音を合わせることも

ひとつのことを目指して吹くことも最後で

この瞬間は二度とないのです

その思いが強いのは、やはり頂点をみんなで目指したからなのでしょう

今朝早く娘の携帯が鳴った

携帯を開いた娘の瞳から、ポロポロと涙が落ちた 

ひとつ上の大嫌い先輩からメールだったのだ

「今日の晴れ姿、会場から見守ってるからなぁ～

失敗せんと頑張れよ！大好きやでぇ～」と・・・

公私ともに口を出し、無視が続いたり、色々詮索されたり・・・

音楽以外で悩まされ 、一緒に練習することが嫌で

同じ空気を吸うのも嫌で過呼吸になって

ノイローゼの一歩手前までいったくらいだった

クラブを辞めたい、選抜メンバーから外して欲しい

そんな話し合いが続いた日々があった

学校へ行けなくなったりで、担任から転校の提案もあったくらいだった

先輩が卒業するころには、なんとなく修復出来ていたけれど

たまに来校された時は、ピリピリとした表情で帰宅していた

娘も先輩が悪気があってやっているわけではないと理解出来るようになったから

大嫌い・・・から、あまり好きじゃないに変わっていったのだろう

その先輩もこの半年、クラブに顔を出すこともなく過ぎた

そして、今日のメール

「私がもう少し頭が柔らかやったらよかってん！

ホンマに最後まで泣かせてくれるは●●先輩は！」

ぐちゃぐちゃの娘の顔を見て私もぐちゃぐちゃ

辛かった思い出も、素敵に思い出に変わった瞬間だった

クラブをやめないで、転校もしないでよかった

今日を迎えられてよかった

今日の２回公演、大きめハンカチ持参で行ってきます！

実は・・・・・・・・ボケドジな母は

舞台衣装であるユニホームをクリーニング店からの引き取りを

忘れてまして

昨日の本番前に届けたのでした