カテゴリ:短歌
風を切りブランコを漕ぐ子どもたち
もっと高くにもっと遠くに 風に聞く遠きあなたに想い馳せ 見上ぐれば早や十六夜の月 吾のなかの風見鶏さえ定まらず 当てにはすまじ天気予報も 「風」をテーマに3首。 2首めと3首目は、個展「日常茶飯」時代の歌に 手を加えたものです。 詠み手側と受け手側の解釈に 誤差がすくない歌、というのが、 共感、ということになるのでしょうか。 むずかしいことばではなく、 どこにでもある、誰にでもわかる表現で、 歌をうたう、ということ。 自分がいい、と思っているものと、 誰かがいい、と思ってくれるものは 違ったりして。 そのへんの選球眼も、 数を詠むことで鍛えていかねば ならないのかもしれません。 目で見て、口に出して読み、 耳で聞く。 短歌もまた、五感の世界なのですね。 今日も勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月21日 23時15分03秒
コメント(0) | コメントを書く |
|