柴田香　の　kaori 's LIBRARY

はだかなる十指の爪に色を乗せ
　　　　嘘のじやうずな手の出来上がる
（「熊本県歌人協会10周年記念短歌大会」佐伯裕子選　秀逸）


午後から短歌大会。

佐伯裕子氏（「未来」所属）の選で
特選２首に次ぐ秀逸１０首のうちのひとつに選んでいただく。
「ウイットに富む大人の女の爪の歌」との選評。
ありがとうございます。


＊＊＊＊
歌は、というより、
心はやっぱり生き物なんだなぁと思います。
ここのブログの更新をお休みしているときも、
コンスタントに短歌は作り続けていたのですが、
少しずつ変化してゆくのがわかります。

自分では気がつかない、かもしれないくらいの小さな変化を
歌にしておくことでとどめておける、というのは
とても貴重なことだったりして。

ネイルをして、
よそ行き顔の爪を作って出かけることも、
今だから出来る愉しみなのかも知れませんしね。

いつか、
きちんとした「歌詠み」になることが、
今のわたしの目標です。