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かの人もこころの人となりたもう齢積むとはこういうことか
/三枝昴之(『短歌』2010.6月号より) 「こころの人」とは、言い得て妙だなぁと思う。 もう二度と、逢えないひと。 私の年齢では実感としてわからないけど、 両親も伴侶も友人たちもみんな、 順を追って「こころの人」になっていくとしたら。 歳を、かさねるごとに。 生きていても、会わない人。 生きていても、会えない人。 そして、 この世から去っても、「こころの人」として息づいている人。 *** 1年ほど前から短歌の勉強会に通っている。 月に2回、60代から80代の諸先輩方と一緒に歌を学んでいる。 「もう30を越えたし年とったわ」なんて思ってたら、 ちゃんちゃらおかしいことばっかりなのだ。 「あなたは若いし、まだまだこれからよ」と言われると、 若くてまだまだこれからのような気になってくるから、まぁ不思議。 年を重ねてもなお、学び続けようという気概のある おじいちゃまおばあちゃま達の感性はとてもみずみずしく、 いつもすごく刺激を受ける。 そして、 がんばんなくちゃな、と思うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年06月18日 21時09分26秒
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