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今年4月にスペースシャトル・ディスカバリーに搭乗した 日本人二人目の女性宇宙飛行士となった、山崎直子さんの本。 「東大大学院卒の才媛にして美人なママさん飛行士」だの、 バックアップするご主人がこれまたよくできた「イケメン主夫」だの、 TVでもそんな特集がやたらと組まれて流されて、 リアルタイム時には正直、 イメージ先行でお腹いっぱい、な感があったのですが、 山崎さんが何かの取材の際に、 非常に平坦なわかりやすいことばで受け答えをしていらして、 とても好い印象を受けたので、この本を手にした次第。 もちろん、想像を絶するスーパーウーマン、なのを前提に、 でも、普通の夫婦であったり、親子であったりが抱える悩みを 同じように抱える「ふつうのひと」でもあるのだなぁ、と ちょっと身近に感じられたりもして。 (そのへんも戦略として非常に巧く読ませる本、ともいえる) そして、山崎さんはとてもポジティブ思考。 ものは考え方ひとつなのだ、と 山崎さんのように結果を出しているひとにいわれると、 そうだなぁと肯きたくもなってしまうもの。 文体も癖や臭みがなく、さらさらと読めました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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