テーマ:今日のこと★☆(105892)
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ゴッホに影響を与えたとされる画家たちの関連作品に始まり、 素描に力を入れていた初期の作品、 充実のパリやアルル時代、 苦悩のサン=レミの療養院でのものまで 多岐にわたり鑑賞することができました。 今回、非常に役に立ったのが「音声ガイド」! 主要作品20点について1分程度の解説を加えてくれるのですが、 初心者が、混雑する会場内で、 しっかりとポイントを抑えて鑑賞するのにうってつけ! ちなみに音声ガイドのナレーションはTBSの安住アナ。 「あっ、安住さんだ!」っていうだけでもちょっと嬉しい(笑) 展示で、特に力が入っているなぁと感じたのは 「第5章 アルル時代」(ゴッホ35~36歳)。 この画像にもあるように、実物大で「アルルの寝室」を再現したり、 レプリカとの比較をしたりと、ここがいちばん見応えがありました。 なにより、ゴッホの充実期でもあるこの時代の作品は、 色彩も鮮やかで、彼自身の「希望」が 絵を通してこちらにびしびし伝わってきます。 「ゴーギャンの椅子」なんてメッセージ性がほんとにほんとに深いんだから。 このあとに訪れるゴッホの失望を慮ってこの絵に向き合うと、 胸がいっぱいになって、苦しかった。 今回の展示の中で、いちばん好きな作品はこれだなぁ。 およそ2時間かけて観終わった感想。 こんなに凄い展示が九州にいながらにして観られるなんて! 展示構成もしっかりしていてわかりやすく、本当に行ってよかった! ゴッホの作品とその生き方について深く考えることのできる 濃い時間を過ごすことができました。 ちなみに九州国立博物館の展示は13日(日)までで、 このあと名古屋に巡回になるそう。 ホンモノに触れる、ってやっぱり大事よね。 (※画像は九州国立博物館よりご提供頂いたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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