|
テーマ:仕事しごとシゴト(23723)
カテゴリ:仕事のわかる人、ワカラナイ人
「ここは、直した方がいいですよ。」
「私が、ご説明いたします。」 私が、特に使わないように気をつけているセリフです。 別に、何も変わった言葉ではありません。 しかし、これを聞く人によっては、 相手を怒らせてしまうことがあるんですね。 人の感情として、自分より偉そうな人間は嫌いですし、 自分のことを馬鹿にする人間も嫌いです。 先の2つのセリフは、嫌われる可能性が高いのです。 例えば、あなたが誰かに 「ここは、直した方がいいですよ。」と、言われたとしますね。 このときの「誰か」が、自分と密接な関係のある先輩であった場合と、 全然関係ない他人に言われた場合とでは、受け取り方が違うと思います。 関係の無い他人に言われたときは、 「あんたアホちゃう。」と、言われたようには聞こえませんか。 あまり親しくない者に指摘をするときは、具体的に示さないと、 関係が悪くなる場合があります。 また、「私が、ご説明いたします。」との言い方は、 「私が、教えてあげます。」と、言っているように聞き取られる場合があります。 特に、双方の間に、暗黙の上下関係や、立場の強弱がある場合は、 注意した方が良いですね。 先日、某社の製品説明会で、若い営業担当者が、 「私が、ご説明させていただきます。」と、始めました。 大半の参加者は、わざわざ頼まれて来ているのに、 勝手に「説明を受ける」立場にされては、いい気分はしません。 せっかく製品の宣伝のために、人を集めて説明会を開いても、 これでは、最初の30秒で失敗に終わっていたことになりますね。 先の担当者は、「私が、ご紹介させていただきます。」と、始めるべきでした。 何気なく使った言葉や言い方で、相手の気分を悪くさせてしまうことは、 他にも多々あるのだと思います。 恐いことですが、 また、色々教えてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|