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テーマ:仕事しごとシゴト(23723)
カテゴリ:仕事のわかる人、ワカラナイ人
経営・営業的な職業であれば、必ず“売上予算”がありますよね。
仮に、あなたがセールスマンで、年間2億円の予算を課せられたとします。 ここで、2億円という“金額”に反応するか、年間という“期間”に反応するか。 たぶん、ほとんどの人は金額に反応して、 「そんなノルマが課せられるの~」とうんざりするかもしれません。 しかし、ノルマに“年間”という期間が付いていなければ、誰でも達成できますよね? そうです、ノルマには決められた期間があるから難しく、 達成するためには、月間や週間、日ごとの計画を立てていく必要があるのです。 営業現場では、ごく当たり前ですが、 具体的予算が割り当てられない事務的職種の中には、わかってない人が見受けられます。 無用なクオリティにこだわり、期限内に書類をまとめられない人、 手順を考えず、二度手間を省みない人、 自分の権限に固着し、全体の効率を考えない人・・・。 これらの人は、決められた期間内に所定の仕事を終わらせないと、 自分に支払われる給与が、会社にとっては赤字になることに気づかないのでしょうか。 仕事が“予算”で測られないだけに、いつの間にか「できる人」になりきってしまい、 だから改善がない。 売上予算を持たない、コスト部門に関しては、特に「期限の厳守」がモノを言います。 効率化→時間短縮→コスト減とならなければ、利益が出ません。 しかし、ここで障壁となるが、クオリティとの衝突ですね。 クオリティは、顧客満足を満たす最低ラインを、 会社やチームとしてきっちりマニュアル化し、周知徹底すべきです。 このラインより上のクオリティはコスト増、下のクオリティは売上減に結びつきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/11/02 07:44:36 PM
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