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テーマ:仕事しごとシゴト(23723)
カテゴリ:仕事のわかる人、ワカラナイ人
2ヶ月のお休みの予定が、1年半になり、久しぶりに再開させていただきます!
で、ブログのテーマでもある「タテマエとホンネ」を再掲いたします。 これからも、よろしくお願いします。m(-_-)m ************************************************************ 顧客の言ったタテマエを、まともに受け取ってしまうと、 全くとんちんかんな方向に走ってしまうことがある。 本人は、大真面目に、顧客に言われた通りのことをしていても、 顧客からは、気が利かないヤツだと思われる。 「前向きに検討をしておく」と言われて、安心する営業担当者は、いない。 「検討しておく」との言葉の裏には、「今は決断できない」理由があるから。 腕のある営業マンほど、その理由を知り、排除するのが上手い。 顧客からすれば、その営業担当者のおかげで、抱えていた問題がなくなり、 「検討しておく」必要がなくなるわけだから、商談が成立するのは必然だ。 似たようなことは、あらゆる場面にある。 「今は忙しい」との断りの言葉の裏は、 「あんたの相手をしている時間はない」のであり、 忙しいから会ってくれないのではなく、興味がないから会ってくれない。 だから、上司に追及をされて、 「あのお客さんはご多忙で、なかなか会えません」などとの言い訳をすると、 これもまた、その言葉の裏は、「私は、相手にされていません」になる。 社内の人間関係でも、色々とある。 「君は優秀だから、すぐに私を追い抜けるだろう」と言われて、 その気になるのは控えた方がいい。 普通、誰でも、後輩に追い抜かれるのは嫌なはず。 なのに、そういうことを言うのは、単なる励ましではなく、 その言葉の裏は、「どうせ、俺様を抜くことは、君には無理だよ」とか、 「ちょっと、俺の道具になってくれ」とかである。 人は、そう簡単には本音を出さないから、 言葉そのものは額面通りには受け取れない。 その言葉の裏にある本音が、仕事の対象になる本質である。 本質に踏み込まず、タテマエの上で滑っているだけでは、 仕事をしているうちには入らない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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