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カテゴリ:趣味
最近小説熱が上昇中。
ここ暫くで読んだ本。 1、かわいそうだね?(綿矢りさ) 2、ツリーハウス(角田光代) 3、よだかの片思い(島本理生) 1、うーん…正直よく分からなかった。淡々と読んだ。多分感性の相違だと思うんだけど、綿矢作品には感情移入できない(あくまでも個人的感想です)。昔から。多分そうかな、と思いながら読んでみたら、やっぱりそうだった。 2、面白かった。時代を超えた一家の物語。こういうジャンルは私好み。江國香織さんの『抱擁、あるいはライスには塩を』とか村山由佳さんの『星々の舟』とかも好きだったし。 時々私の前世は戦争時代を生きた女性なんじゃないか?と思うことがある。戦争の話題に言葉では言い表せない感情が湧き上がってくる。単に可哀そうとか辛そうとかを超えた。壮絶な時代を生きたんであろう(そして亡くなったんであろう)生々しい感情が私に中に宿っている。 ※あくまでも憶測です。私には人の前世は見えません(苦笑)。 3、図書館で久々に島本作品の新刊を見つけて狂喜!!(笑) やっぱり良かった♪一晩で読破。『ナラタージュ』と同じ感覚で、読み始めたら途中でやめられなくなった。デビュー10年だそうですが、みずみずしい感性は健在だわ。 小説って奥が深い。 同じ作品を読んでも、読む人によって感じ方が違うし、大きな賞をとった作品だから感動するとは限らない。 物語を読むことによって、非現実的な世界を体感できる。 読書は、私にとって一種の現実逃避であり、リフレッシュ法の一つです。 子供が小さなころは(今でも小さいことは小さいですが、もっと乳児だった頃という意味)、活字を追いかける気力なんて皆無でしたが、これだけ読書に没頭できるという事は、ある意味精神的に余裕が戻ってきているのか…なんて思う今日この頃。 熱中しすぎて寝不足にならないように注意します(汗)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/11/11 12:55:50 PM
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