想定問答
東京タワーに行ってきました。学生時代の仲間と一緒に。男女併せ7名で。クリスマスイブということもあり、メイクにも力が入る!しかも3年振りに会う後輩達もいるし。ここは一つ気合を入れて。会った瞬間、彼らは私に釘付け。なぜなら、3年前に会ったときより格段に綺麗になった私。そんな姿に彼らはトギマギ。恥ずかしくて、私と眼も合わせられず。そして、東京タワーに向かう夜道で、「○○くん、元気だった?」と私。後輩と久々の談笑。長い沈黙。目の前には、夜空に浮かび上がる、東京タワーのオレンジの光。うつむく後輩。そして、突然、「先輩、綺麗になりましたね」と。つい本音を漏らしてしまった自分に驚きを隠せない様子の後輩。落ち着きをなくし、髪をかきあげる。彼の髪をかきあげるしぐさは、照れたときにでる癖。相変わらずだな。と微笑む私。ってな妄想というか、勝手な想定問答を企て、普段は10分のメイク時間を今回は80分かけました。ついに、集合時間の17時!久しぶりに会った彼ら。トギマギな私。おっと、想定外。急いで軌道修正。ここ一番の顔にもどす。東京タワーに向かう前に、居酒屋で、しばし、全員で談笑。プレゼント交換も行い、わきあいあいの雰囲気。宴もたけなわ。と、そこで唐突に3年振りに会った後輩が、「先輩。」私を呼ぶ声、そして彼の方を向く。「先輩、眉毛濃くないっすか?」「・・・・・」NOォォオォッォォォォ~まさに積み木くづし。80分は眉毛にかけた時間なのか。そんなに眉毛に執着したっけ。いやいや、今日は・・アッ、そういえば、上手く書けず何度も書き直した(汗)頭の中はグルグル。必死に自問自答を繰り返す。ハハハッハ精一杯笑ってみせる。「っていうか俺も人のこと言えないっすけど」そんなフォローはいりません。ってかフォローにもなってないし。ここ一番の太い眉。3年ぶりに会った先輩。それは、3年前より眉毛が立派になりました。