大唐女法医~Love&Truth~#1あらすじ
大唐女法医 miss truth第1話「蘇州の検視人」ある検視人が西域の男たちにさらわれた。運ばれたのは市場の裏にある根城、そこに白い布がかけられた遺体がある。顔面は蒼白、手の甲は黒ずんでおり、肋骨は弾力がなく、腹部は膨張、足は…臭い。「(´゚艸゚)ゥッ…死因が分かったわ」すると壁が開いて奥の部屋から頭領が姿を現した。「死因は?…死にたくなければ正直に言え!」検視を終えた娘はゆっくり手を拭きながら、その前に報酬を提示するのが筋だと言い返す。その報酬とは娘の師匠・呉修和(ゴシュウワ)のことだった。頭領は約束通り配下に合図して呉修和を解放、何でも師匠は博打で500文も負けたという。娘は死因を教える代わりに師匠の借りを帳消しにするよう頼んでから説明を始めた。骸(ムクロ)には血管が黒ずんだ痕があり、肋骨が折れ、腹部は瘀血(オケツ)が固まり膨張、つまり五臓が損傷して死んだのだろう。頭領は弟を殺したのが武術の達人だと分かったが、約束を反故にして娘を拘束した。「お前は蘇州冉(ラン)家の小姐(シャオジエ)だそうだな?」冉顔(ランイェン)は父を脅しても自分のために金は払わないと教え、その代わり有りもしない蓄えを使うと嘘をつく。すると頭領は娘を解放、そこで冉顔は師匠に目配せし、忍ばせていた鍼を頭領に刺して師匠と逃げ出した。男たちに追われた冉顔と呉修和はうっかり船着場に迷い込んだ。桟橋へ追い詰められた二人、仕方なく呉修和は川へ飛び込むことにしたが、泳げない冉顔は足がすくんで逃げ遅れてしまう。しかしその時、謎の刺客が現れ、男たちに襲いかかった。刺客はあっという間に配下たちを一掃し、頭領の胸に剣先を刺す。「″隋(ズイ)侯の珠(タマ)″はどこだ?」頭領はこの凄腕の男が弟を殺したと分かった。「柳粲(リュウサン)が持っている…今晩、酉(トリ)の刻に清鸝(セイリ)館で会う」↓(ー̀_ʖー́)ヒロシです…軒銘志(ケンメイシ)によれば隋の煬帝(ヨウダイ)が生前に莫大な財宝を残し、その秘密を″隋侯の珠″に隠したという。ついに″隋侯の珠″が世に現れ、各勢力が沸き立つ中、特に隋の残党は再起を図らんと狙っていた。時の皇帝・李世民(リセイミン)も早速、捜索隊を送ったが、結局、誰も戻って来ない。そこで″長安の閻魔″の異名を持つ刑部侍郎・蕭頌(ショウショウ)の派遣を決め、先帝から下賜された短剣を授けた。一方、冉顔はヒロシ(違うけどw)のおかげで急死に一生を得ていた。それにしても男たちを皆殺しにするとは血も涙もない。物陰から一部始終を目撃した冉顔はこっそり逃げようとしたが、ヒロシに見つかって思わず川に飛び込んだ。しかし今度は船着場に覆面の男たちが現れ、ヒロシに襲いかかる。ヒロシは刺客を川へ落としたが、ふと娘がいることを思い出し、咄嗟に飛び込んだ。すると溺れた娘にしがみつかれ、身動きが取れなくなったところを刺客に刺されてしまう。ヒロシは何とか男たちを始末できたが、気を失った娘を見捨てて上がることにした。その時、娘が持っていた手巾が目の前に浮いてくる。…冉顔…蘇伏(ソフク)はその娘が″冉顔″だと知り呆然となった。冉顔が目を覚ますと屋敷に戻っていた。「嫁入りが嫌だからと言って身投げしなくてもいいのに…」侍女・晩緑(バンリョク)は娘子(ニャンズー)が嫁入りを嫌がって身投げしたと誤解、実は継母・高(コウ)氏と腹違いの妹・美玉(ビギョク)が冉顔の嫁入りの準備を勝手に進めていた。何でも蘇家が3日後に許嫁を迎えに来るという。そこで冉顔は食料庫に忍びこみ、倉に小麦粉を撒き散らして充満させると、火をつけて爆発させた。冉顔は爆発のどさくさに紛れて屋敷を抜け出した。すると通りで男とぶつかり、謝っているところで屋敷の使用人たちに見つかってしまう。冉顔は慌てて逃げて行ったが、まさかぶつかった男が柳粲だとは知る由もない。一方、蕭頌も香料商人の柳粲を追って蘇州へ入っていた。側近の白義(ハクギ)は柳粲のあと付けさせていたが、やがて飛揚(ヒヨウ)からの報告が途絶えてしまう。「見失ったのでしょうか?」しかし蕭頌は柳粲のこれまでの行動を分析し、取り引きするなら様々な人間が出入りする妓楼だと断定した。隠れ場所を探していた冉顔はちょうど通りかかった清鸝館へ駆け込んだ。しかし上階で迷っているところを追いかけて来た使用人に見られてしまう。「2階にいるぞ!」一方、蕭頌はちょうど2階の湯殿で旅の疲れを癒していた。その時、戸が急に開いたかと思うと、見知らぬ女がいきなり湯船に飛び込んで来る。バッシャーン!すると娘を追って来たのか、使用人らしき男が風呂をのぞいた。「下がれ!」「失礼しました」使用人が慌てて退散すると、蕭頌は女の両腕をつかんで立たせた。…質素な装いだ、ここの妓女ではないな?……唇が青ざめて目も充血してる、これは薬湯ね?柴胡(サイコ)が入っている…冉顔は男が頭痛を患っていると気づき、いきなり男のこめかみのツボを押した。「君は医者か?」「…薬湯に効果はない、頭痛がしたら今のツボを50回、押してあげれば痛みも和らぐわ もう行ってもいい?」「許さぬと言ったら?」冉顔は仕方なく頭突きをくらわせ、男の手が離れたところで湯船を出た。ちょうど入れ違いで駆けつけた白義が逃げた女を捕まえると言ったが、蕭頌は今は柳粲を見張るのが先決だという。「…ふっ、悪ギツネめ」柳粲は清鸝館に到着、池に囲まれた東屋風の席で取引相手を待っていた。″隋侯の珠″を追う蘇伏も駆けつけたが、客人に成りすました仲間から役人がいると警告される。どうやら2階から店内を見下ろしている男が役人らしい。一方、冉顔は妓女の衣装を拝借し、店内へ戻った。するとちょうど演舞台で舞が始まり、池の周りに集まった客たちに紛れて鑑賞する。舞姫は全員が面をつけており、素顔は見えなかった。やがて東屋の屋根から水が流れ出し、四方が滝の帳で覆われ、柳粲の姿が隠れてしまう。その時、突然、店内の灯籠が消えて真っ暗になった。ふと気がつくと舞姫の一人が東屋に移動、柳粲に踊りを披露している。しかし店内が明るくなって水が止まると、舞姫は消えて柳粲が死んでいた。店内は騒然となった。蕭頌は下手人を逃がすまいと令牌をかかげて門を閉じるよう命じ、客たちも帰れなくなる。しかし″隋侯の珠″は見当たらず、例の舞姫のことを知る者もいなかった。白義の調べでは柳粲と口論となった書生がいたが、桑辰(ソウシン)という名前で学問の先生だったという。すると検視官が死因は絞殺で、痕跡からして凶器は玉の鎖だと報告した。事件に巻き込まれ足止めされた冉顔、しかし美玉が使用人から報告を受けて迎えにやって来た。「ランイェン!もう逃さないから!」美玉は冉顔の腕をつかんで引っ張って行くと、馬車へ乗るよう告げる。すると冉顔の馬車にあの時の刺客が隠れていた。「君か…冉家がどうなってもいいのか?」蘇伏は剣を突きつけ冉顔を脅したが、冉顔はなぜ男が自分の素性を知っているのか困惑する。その時、蕭頌たちが駆けつけ、馬車に乗っている者は全て出て来るよう命じた。蕭頌と冉顔、曰く付きの二人が思いがけず再会した。すると蕭頌が白義に馬車を調べるよう命じる。驚いた冉顔は咄嗟に死因は絞殺ではないと訴えた。「通常、絞殺なら唾液や鼻水が片側に垂れた痕跡があるけど骸は口を閉じていたわ それに両手も自然にだらりと下がっていただけ、普通なら激しく抵抗するはずよ? 舞姫がいた時も反応していなかった」蘇伏は冉顔が蕭頌を引きつけているうちに馬車の後ろの窓からこっそり逃げ出した。しかし鋭い蕭頌に勘づかれてしまう。蕭頌は慌てて曲者を追って行ったが、その後ろ姿を美玉がうっとり見つめていた。蕭頌は曲者が地下道に逃げたと気づき、火をつけた藁を放り込んだ。たまりかねた蘇伏は地下道から飛び出し、その瞬間、煙玉を放って姿をくらます。「逃げられたか…」蕭頌は曲者が落とした箱を拾ったが、中身は墨だった。一体、曲者は誰だったのか。蕭頌は馬車に誰かをかくまっていた冉顔を怪しんだ。そこで柳粲の検視を手伝うことを条件に今日のところは見逃すという。すると冉顔は条件を出した。「まず検視に必要な道具を取りに行かせる、そして終わったら家に帰す 最後にお代として100文を頂くわ」蕭頌は謎めいた娘の素性を調べた。…冉顔、18歳、冉家の嫡女で離れた屋敷に住んでいる…医術に通じるが医者になる気はない「臆することなく骸を調べる名家の令嬢か…」その時、白衣に身を包んだ冉顔が現れた。冉顔は手を洗い、道具を広げて準備を済ませると、線香を供えてから検視を始める。しかし骸を一通り調べた後、なぜか地面を歩いていた蟻を集め、骸の胸に乗せた。簾越しに見守っていた蕭頌は冉顔が何を調べているのか気になり、思わず中へ入ってみる。「死因が分かったわ」つづくBS11🐰がすごい!念願の華流chになっている!配信コースがあれば有料でも喜んで加入しますので話題作の放送お願いします(^ꇴ^)さて毎度のことながら、女主が″ぜんがん″では視聴意欲が落ちるのランイェンで