玉昭令#43 あらすじ(※動画あり)
玉昭令 No Boundary Season 2第11話人族と幽族の決戦を前に展顔(ヂャンイェン)は楊鑑(ヨウカン)を訪ねた。実は戦を望んでいない端木翠(ダンムーツェイ)のため、独りで幽王・温孤(オンコ)の説得に行くという。話を聞いた楊鑑は確かに義妹なら他人を守るため自分を犠牲にしかねないと気づいた。「ですから苦しめたくない、私の崇(スウ)城行きは秘密にしてください」展顔は単身で崇城に乗り込み、停戦を訴えた。しかし温孤は和議を装って母を殺し、黒幕を捕らえたと言っては空の檻を寄越した人族を2度と信じられないという。「温孤、お前とは兄弟であり友でもある、戦場で殺し合うなどバカバカしい」「…ならば江文卿(コウブンケイ)を殺し、人族の誠意を見せよ」すると展顔は江文卿が実は自分の義父だと明かした。「どうしても憎しみが消えないなら私を殺してくれ それでお前の恨みが晴れ、戦が終わるなら本望だ、悔いはない」決戦の朝、温孤たちは城門の前に陣取って人族軍を待ち構えた。すると端木翠がたった独りでやって来る。「償いに来た、私の命で人族の罪を償う 温孤、あなたは統領の首を差し出せば和議を結ぶと言った、だから来たの 私の命と引き換えに戦を終わらせて…温孤、あなたと戦いたくない あなたは友だもの、今までもこれからも、ずっと変わらない、私がこの戦に終止符を打つ」…沈淵は私が開いた、だから私が終わらせなくては、開いたことが過ちなら自分で正すわ…しかしそこへ楊鑑が人族軍を連れて駆けつけた。楊鑑は勝手に兵営を離れた端木翠を叱り、強引に連れ戻そうとした。しかし端木翠は拒否、短剣を出して自分の首に突きつける。温孤は慌てて止めたが、その時、突然、幽族軍が弓矢の襲撃を受けた。幽族はやはり人族に騙されたと誤解、反撃してしまう。実は決戦の火蓋を切って落としたのは草むらに隠れて矢を放った江文卿だった。紅鸞(コウラン)は拘束していた展顔を連れて城外へ出た。「やはり戦は避けられなかった…」「止めなければ…縄を解いてくれ!温孤や端木が死ぬのを見たいのか?!」すると紅鸞は展顔を解放し、急いで戦場へ向かった。温孤は敵将である楊鑑と一騎打ちになった。激しい攻防が続く中、やがて2人は決着をつけるべく互いに走り出し、相討ちの様相となる。しかし突然、2人の間に端木翠が飛び出し、温孤の剣と楊鑑の長槍が端木翠の身体を突き刺した。(´゚ω゚):;*.’:;.. グフッ!ブハッ!温孤と楊鑑は武器を捨て、端木翠に駆け寄った。そこへちょうど展顔と紅鸞も到着、しかし端木翠は展顔の目の前で崩れ落ちるように倒れてしまう。端木翠は風前の灯となったが、必死に停戦を呼びかけた。すると温孤が幽族に直ちに戦いを止めるよう命じ、楊鑑も兵を退くと約束する。「展顔…」「ここにいる、ずっとそばにいるよ…端木、私を置いていかないでくれ…」展顔は端木翠を抱きしめた。「江文卿との話を聞いたの…仕組みは分かった…私が消えればあなたは本物の彼女に会えるのね」「私には君こそが、今もこれからも変わらず誰よりも大事な人だ…」「…できることなら啓封(ケイホウ)の街を見てみたかった 草盧(ソウロ)での暮らしも想像してみたの…2人で一緒に…年を重ねるのよ…」「私が君を連れて帰る、今すぐ啓封へ帰るんだ」「展顔…縁があれば…また…会えるわ…」端木は最期に展顔の耳元でそう囁き、事切れた。…現世の蓬莱(ホウライ)端木翠の命の火を見守っていた神獣の小天(ショウテン)は炎が小さくなっていることに気づいたそこで霊力を使って懸命に守ろうとするが、焼け石に水だと気づく(´・ω・`)<どうしよう…端木翠の亡骸は兵営に戻った。棺に横たわる端木翠、すると付き添っていた展顔の身体がいよいよ沈淵に消されそうになる。「(はっ)…端木、私はもうすぐ消える、君が起きないならこのままそばにいるよ」すると足音が聞こえ、展顔は慌てて隠れた。楊鑑が弔いにやって来た。「端木…私だ、大哥はお前が恋しい」楊鑑は自分が誠意をもって温孤と向き合おうとしなかったせいだと嘆く。すると展顔が現れ、端木翠も楊鑑を責めたりしないと慰めた。「展顔、一睡もせず付き添っていたんだな、休んだ方がいい、私が番をしよう」「そばにいます、目覚めた時、私が目に入るように…」「展顔、端木はもう死んだ」しかし展顔は頑なに眠っているだけだという。その時、温孤と紅鸞が衛兵をなぎ倒し、天幕に乗り込んできた。温孤は最後に一目、端木翠に会わせて欲しいと頼んだ。兵士たちは端木将軍の敵だと怒号を響かせたが、展顔は和平の実現のため犠牲になった端木翠の前で争うのかと憤る。「下がれ!」楊鑑が一喝すると兵士はあきらめた。温孤は家族であり友であった端木翠の死を悼んだ。「私が恨みで我を忘れてしまったせいだ…すまない」しかし楊鑑は江文卿に騙されて和議を潰した自分にも責任があるという。すると展顔は端木翠の苦労に報いるためには両族が矛を収めるべきだと訴えた。温孤は実は和議に応じると伝えに来たと話し、大切な人を亡くすのも民を苦しめるのも終わりにしたいという。「楊将軍、幽族は拠点を移し、二度と崇城へは戻らない」「…分かった、幽族の民が崇城で暮らすことを認める、平和に共存しながら助け合おう」一方、崇城では桃花の幻境で幸せに暮らす先王の姿があった。すると温孤が現れ、幽族を操れる宝器を奪うため父王を殺してしまう。その様子を王宮に潜入した江文卿が見ていた。しかし先王を殺したのは温孤に成りすました蜥蜴(トカゲ)妖・越龍門(エツリュウモン)だと知る。「私を愛玩物として扱いやがって…恨まれないとでも思ったか? 殺しても足りないほどお前が憎い!だがこれからは私が幽族を率いる、私だって王になれるさ! ぶはははは~!…うっ!」その時、背後から忍び寄って来た江文卿がいきなり越龍門を刺し殺し、宝器を奪ってしまう。…これがあれば冊封の祭壇に上がることができる…江文卿は宝器の力を利用して祭壇を守っていた幽族兵を始末した。そして江易(コウイ)から奪った蓬莱図をはめこみ、いよいよ神仙に冊封される時が来る。しかし史実通りにもかかわらず蓬莱図に誰の名も現れなかった。するとやがて蓬莱図は″端木翠を神仙に封じる″と命じる。「どこで誤差が生じた?!千年前と何が違うのだ?!」実はその頃、温孤と楊鑑が両族の和議を結んでいた。何も知らなかった江文卿は沈淵に消されそうになりながら、ふと神位には主がいると思い出す。「つまり端木翠が自ら神位を譲らない限り私は…ギギギ…諦めんぞ!」その頃、端木翠はあの夢の中にいた。するとチョコヌーバの身体が消散し、現世の端木上仙が現れる。端木翠は眠っている上仙を起こすと、これで展顔に想い人を返せると安堵した。↓端木、シーズン1を思い出すwつづく・:*+.\(( °ω° ))/.:+*:・起きたぁぁぁぁ!