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爱的二八定律 She and Her Perfect Husband 第37話「弁護士の務め」 天航(ティエンハン)と南洲(ナンジョウ)の合併がまとまり、あとは正式な契約を残すだけとなった。 陶俊輝(タオジュンフイ)は海涛(ハイタオ)に引き継いで寧波(ネイハ)へ出張したが、唐伊慧(タンイーフイ)は困惑する。 昨夜の祝賀会では陶俊輝と尹(イン)社長がすっかり意気投合したと聞いていた。 てっきり姚遥(ヤオヤオ)の労働起訴も担当してくれると思ったが、これも海涛に任せるという。 確かに労働起訴は利益が見込めず企業部では役不足、誰もやりたがらない案件だった。 離婚手続きを済ませた秦施(チンシー)は傷心のまま事務所へ車を走らせた。 すると唐伊慧から到着次第、オフィスへ来るよう連絡が来る。 何事かと思えば、唐伊慧は降格だけでは飽き足らず、秦施に天航の労働起訴を押し付けた。 しかし秦施は孤軍奮闘していた姚遥に同情的でホテル側には不信感がある。 「私は補佐弁護士です、案件を担当する資格がありませんが…」 「単刀直入に言う、家庭部にあなたより経験があって能力の高い人はいない ずっと考えていたけれど、このまま辞めさせるのも続けさせるのも納得がいかない ただ事務所の利益を考えればあなたは必要な人材よ、尽力してくれる人が必要なの この案件は事務所じゃなく、あなたが受けて」 唐伊慧はこの案件を断るなら退所だと脅し、その代わりやり遂げられた暁には11階へ戻すと約束した。 胡平(フーピン)と面会した陽華(ヤンホワ)はチーフ財務アドバイサーに誘われた。 話を聞いた蔡亮(ツァイリャン)は歓喜、自分も一緒に行きたいと懇願し、一家の大黒柱となるため転職すべきだと訴える。 しかし陽華は離婚したと明かした。 「秦施には時間が必要なんだ…」 「はあ?夫婦を演じることすら面倒になったのか?一体、何を考えてる?」 その夜、秦施は誰もいないマンションへ帰った。 陽華が引き払った書斎をのぞいてみると、メッセージカードと数冊の本が残されている。 【収納術】【ひとりご飯】【別れからの再スタート】 秦施は本の題名を見ただけで気が滅入った。 しかもカードのメッセージは数字の羅列だけで全く意味が分からない。 【775094】 開廷前協議のため李黛(リーダイ)と姚遥が誠(チョン)&慧にやって来た。 2人はホテル側の代理人が秦施なら協力できると期待したが、思わぬ要求を突きつけられる。 尹社長の要求は違約金200万、もしくは25万の研修費返還で和解する代わりに向こう10年、ホテルを含む飲食業界全般に戻らないことが条件だった。 李黛は悪徳弁護士に成り下がった秦施の目を覚まさせるため陽華を呼び出した。 姚遥の代理人になったのは秦施からの依頼だったが、当の本人が今やホテル側の代理人になって法外な条件を出してきたという。 「あなたは秦施の考え方を変えるキーパーソンよ」 「買いかぶりだよ」 「事情があって結婚したけれど秦施の想いは本物 だからあなたと姚遥との関係を知って不愉快になった、それが判断力を鈍らせたのよ」 「″秦施の想いが本物″って…どういうこと?」 「偽装結婚から本気になったんでしょう?」 「本人が言ったの?」 「本人は認めないけれどバレバレよ~愛を手に入れて生き生きしているもの 片思いならこうはならないわ」 李黛の指摘に思わず笑みがこぼれる陽華、一方、姚遥は帰国する息子の出迎えで空港にいた。 出張から戻った陶俊輝は天航の担当が秦施になったと知った。 驚いた陶俊輝は唐伊慧に掛け合うことにしたが、逆に呉菲(ウーフェイ)との結婚準備で忙しいはずだと牽制されてしまう。 「逃しても取り戻せることもあるけれど、2度とチャンスがこないこともあるわ…分かるわね?」 「分かります、では仕事に戻ります」 陶俊輝はすぐ秦施に連絡したが、秦施は陶俊輝の電話には出なかった。 陽華は自分なりに労働起訴の案件を分析、姚遥の案件は本来の労働起訴と違うことに気づいた。 指摘を受けた李黛は改めて姚遥の話を聞くことにしたが、陽華にも店内でこっそり聞いてもらうことにする。 一方、天航ホテルで調査していた秦施も今回の案件が労働法では解決できないと気づいた。 問題は姚遥とホテルの契約ではなく、どうやら姚遥と尹志強(インジーチアン)の不和らしい。 そこで秦施は姚遥から詳しく事情を聞こうと連絡、するとちょうど李黛と一緒だった。 実は姚遥にとって尹社長は恩人だった。 当時、結婚出産を経て離婚した姚遥は路頭に迷うところだったが、尹志強が今の仕事をくれたという。 姚遥の直属の上司となった尹志強はいつも姚遥を励まし支援、すぐに才能を発揮した姚遥は異例の速さで出世したが、海外研修から帰国してから状況が一変した。 「尹志強はよく女性スタッフを接待に同席させていた 最初は仕事だと思っていたけれど、実は尹志強の私的な行為だったの 酔ってはセクハラを繰り返し、憤慨した私は行かなくなった 怒った尹志強は私を辞めさせようとしたけれど、10年の雇用契約があったから失敗したわ」 経緯を聞いた陽華は次の策を考えるため書店を出ることにした。 その時、ひょんなことから独りで母を待っていた少年と知り合う。 実はその少年こそ姚遥の息子・サニーだった。 陽華は息子を迎えにきた姚遥と再会、しばし呆然と立ちすくんでしまう。 唐伊慧は秦施が天航ホテルで勝手に調査したと知り激高した。 「これが最後のチャンスだと言ったわ! うちに必要なのは優秀な弁護士!記者や聖人は要らないっ!よく考えなさい!」 そんな中、すっかり夫婦仲が戻った秦文宇(チンウェンユー)と任梅梅(レンメイメイ)に思いがけない変化が起こる。 ついに梅梅が妊娠したのだ。 文宇は妻に代わって自分が会社を守ると奮起、早速、経理部から帳簿を取り寄せ仕事を始める。 すると思いがけず帳簿の不備を発見し、梅梅に報告した。 「ここだ…こんなに安いはずがない」 李黛は姚遥に秦施が陽華の妻だと明かし、陽華に協力を頼んだと説明した。 「世間って狭いわね」 「それより案件の話をしてもいいかな?」 陽華はこのまま起訴を進めても勝算はないと断言した。 それより尹志強のセクハラの証拠をつかんでホテルから追い出し、社長を代えれば姚遥が止める必要もないという。 しかし姚遥は消極的だった。 この数年、姚遥にも戦友がいたが、1人また1人と諦め、結局、自分だけになったという。 「私も疲れたわ、今の願いはサニーのそばにいること…もう戦う気力がなくなってしまった」 陶俊輝が屋上で待ち伏せしていると、予想通り秦施が現れた。 「なぜ返信しない?」 しかし秦施はふてくされて黙っている。 「ここを辞めようと思ったことは?…君には合わない」 「その気があればとっくに辞めているわ、でもここで辞めたら今までの努力が水の泡よ 辞めるとしても今じゃない」 すると陶俊輝は唐伊慧が天航の起訴を秦施に振ったことに責任を感じ、自分に任せて降りるよう勧めた。 つづく ( ゚ェ゚)いや全然、似てないだろう、シューカイと子供w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.04 21:40:20
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