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カテゴリ:長相思 シーズン1あらすじ
长相思 lost you forever 第29話 西炎瑲玹(セイエンソウゲン)は赤水豊隆(セキスイホウリュウ)が来るのを待ちながら、祖父の戒めの言葉を思い出していた。 『爺爺!小夭(ショウヨウ)を玉(ギョク)山にはやらないでください!』 『瑲玹、今のお前では小夭を守ることはできぬ』 小夭を愛するがゆえ自分の心を押し殺さねばならない瑲玹、そこへ豊隆が現れた。 豊隆は私兵集めに苦心する瑲玹のため一度、赤水に戻って勇猛な男たちを連れて来るという。 しかし瑲玹は反対した。 実は西炎軍の糧秣(リョウマツ)と武器を盗まれ祖父が激怒、軹邑(シユウ)城にも戒厳令が敷かれている。 豊隆は仕方なく年明けまで待つことにしたが、瑲玹の本当の不安は辰栄府にいる小夭と塗山璟(トザンケイ)が2人きりになることだった。 五神(ゴシン)山に瑲玹から文が届いた。 喜んだ阿念(アネン)は内容も知らず強引に父から瑲玹の文を奪い取ったが、瑲玹が辰栄馨悦(シンエイケイエツ)を娶ると知る。 王族の縁談は政(マツリゴト)の駒だと分かっていても深く傷つく阿念。 そこで瑲玹を諦めるため、思い切って父に婿選びを頼んだ。 塗山璟は防風邶(ボウフウハイ)こと相柳(ソウリュウ)に呼び出され、歌舞坊の個室に入った。 実は清水(セイスイ)鎮まで荷を運んで欲しいという。 塗山璟は西炎の糧秣と武器を盗んだのが相柳だと分かった。 「頼まれる義理はない」 「これは取り引きだ」 塗山璟は相柳が小夭を盾にして脅していると気づき、不快感をあらわにした。 「取り引きの条件が小夭なら応じる気はない…だが荷を運ぶ件は引き受けた 小夭に弓術を教えてくれたことには感謝している、その恩を私が返そう」 「代わりに恩を返すだと?小夭が承知するかな?」 「私と小夭の問題だ、気遣いは結構、もちろん貴殿の意に染まぬなら断ってくれ」 すると相柳は悔しさをにじませながら積荷を渡す時と場所を教えた。 琴を習うという口実で密会を重ねる小夭と塗山璟。 そんなある日、小夭は塗山璟の琴が聞きたいと頼んだ。 しかし手首の怪我のせいで以前と同じように弾けなくなった塗山璟は困惑してしまう。 すると小夭はもし腕前が落ちたとしても弾く喜びは変わらないと励まし、何より楽を学んだことがない自分には良し悪しなど分からないと笑った。 「何を弾こうか?」 「酒席で私が歌った歌を覚えている?」 小夭は塗山璟の伴奏で山歌を歌った。 木樨(モクセイ)園から聞こえて来る美しい琴の音。 塗山璟の侍衛・胡珍(コチン)と侍女・静夜(セイヤ)は主が弾いていると気づき、思わず涙した。 まさか再び主の琴を聞ける日が来ようとは…。 皓翎では漪清(イセイ)園で阿念の婿探しの宴が開かれた。 しかし結局、瑲玹しか目に入らない阿念にとって、宴はただの時間潰しでしかない。 一方、小夭は瑲玹の心配をよそに塗山璟との蜜月に夢中になっていた。 瑲玹は赤水豊隆と落ち合った。 すると豊隆はいつの間にか赤水に戻り、霊力の強い兵士を連れてきたと報告する。 瑲玹は呆然、なぜ何も言ってくれなかったのかと困惑した。 「色恋より友情の方が大事だろう?内緒にして驚かせたかったんだ!」 瑲玹の真意など知る由もなく、豊隆は満足げに友と肩を組んだ。 小夭は赤水豊隆と辰栄馨悦に琴を披露することになった。 そこで慌てて塗山璟から一番、簡単な曲を教えてもらったが、付け焼き刃の演奏は散々たる結果に終わる。 豊隆は頭を抱え、小夭には別の才があると前置きし、今後は演奏を控えた方が良いと伝えた。 すると率直な馨悦は従兄の名誉のためにも塗山璟が師だと言わないでくれと頼む。 「上達は無理ね」 「何ですって?!」 小夭は思わず馨悦に木の実を投げ、追い回した。 辰栄府で気の合う仲間たちと楽しい日々を送る小夭。 しかし新年が近くなり、塗山璟は一族の祭祀に出席するため青丘へ戻らなければならなくなった。 豊隆と馨悦の手前、小夭は別れを惜しむ時間がなかったが、静夜に塗山璟のための薬を持たせて戻る際、すれ違いざまに塗山璟から書き付けを受け取る。 こうして後ろ髪を引かれる思いで帰路に着いた塗山璟。 一方、恋文を読み終えた小夭はしばし雪を眺めながら愛しい人に思いを馳せた。 新年早々、五王・西炎徳岩(セイエントクガン)と七王・西炎禹陽(セイエンウヨウ)のもとに中原に詳しい沐斐(モクヒ)が訪ねてきた。 沐斐は瑲玹が王姫を辰栄府に滞在させていると報告、これも赤水豊隆を取り込むためだという。 「実は王姫大将軍のある噂を耳にしました、ただならぬことなのでご相談に…」 小夭は馨悦に誘われて梅林の宴に参加した。 曋淑恵(シンシュクケイ)たちは歓迎してくれたが、小夭は王姫である自分がいると氏族の娘たちに気を遣わせると気づき、護衛の苗莆(ビョウホ)と散策に出かけてしまう。 雪景色の梅林はひときわ美しかった。 「次は瑲玹と一緒に来ましょう…苗莆?」 実は小夭は誰かが仕掛けた陣に捕まり、苗莆と離ればなれになっていた。 すると梅の木の枝が伸びて鞭となり、小夭に襲いかかる。 「私を殺したいの?!だったら隠れていないで出てきたら?!」 その時、梅の木の鞭が消え、今度は狼が現れた。 つづく ( ๑≧ꇴ≦)えーっ?!バイ◯ハザード?w それにしてもまさか相柳が17にやり込められちゃうなんてねw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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