長相思 シーズン1#19 あらすじ
长相思 lost you forever第19話第一王姫の明瑟(メイシツ)殿に薬房ができた。小夭(ショウヨウ)は王姫という身分を利用して貴重な薬材を集め、久しぶりに新しい毒を完成させる。霊力が弱くなってからは母譲りの医術で自分の身を守って来たが、今となっては清水(セイスイ)鎮で相柳(ソウリュウ)のために毒を作っていた頃が懐かしい。「でももう玟小六(ビンショウリク)はいない、相柳は私に会っても気づかないわね」すると小夭はふと思い出して猩猩(ショウジョウ)の鏡に相柳の顔を映した。そこへちょうど皓翎(コウレイ)王が現れ、思い出し笑いしている姿を見られてしまう。小夭は慌てて鏡を消したが手遅れだった。「その人は…ただの知り合いよ」皓翎王は娘の想い人が塗山璟(トザンケイ)だと思っていただけに、銀髪の男を見て困惑しているようだった。「許嫁がいる人を想っても辛くなるだけ 心配しないで、ずっと男だった私には乙女心のかけらもないから」五神(ゴシン)山に″第一王姫お披露目の儀″に招かれた氏族が集まった。西炎瑲玹(セイエンソウゲン)は⾚⽔豊隆(セキスイホウリュウ)たちから到着の知らせを受け、挨拶がてら本当の身分を明かすことにする。「私は西炎国の西炎瑲玹、軹邑(シユウ)城で動くには都合が悪く嘘をついていた、すまない」しかし辰栄馨悦(シンエイケイエツ)は見初めた知音の身分が王族だと知り、内心、飛び上がりたいほど嬉しかった。蓐収(ジョクシュウ)は第一王姫のため準備した礼服を皓翎王に見せた。天下一の機織り職人が作った衣は完璧だったが、真紅の布地が赤宸(セキシン)を思い起こさせ、皓翎王は理由も告げず作り直せと命じる。その頃、瑲玹は明瑟殿にいた。小夭は赤水豊隆が従兄の本当の身分を知っても受け入れてくれたと知って安堵したが、瑲玹はどこか浮かない顔をしている。「何があったの?」「塗山璟(トザンケイ)も一緒だった…小夭? もし私と塗山璟どちらか1人しか選べないと言われたら誰を選ぶ?」すると小夭は自分たちの関係は切っても切れないもの、熱しやすく冷めやすい男女の情とは違うと笑った。「心配せずにやりたいようにやって、塗山氏があなたの敵になるなら私にとっても敵だわ」お披露目の朝、小夭の新しい礼服が墨をかけられ、台無しになっていた。仕方なく小夭は父が気に入らなかった最初の礼服をまとい式場に登場、その美しさに誰もが魅了される。塗山璟はもちろん、赤水豊隆は一目で小夭に心を奪われた。礼服を汚した張本人の阿念(アネン)は何事もなく現れた小夭の姿に動揺を隠せなかったが、隣にいた母にたしなめられてしまう。こうして皓翎の第一王姫・玖瑤(キュウヨウ)としての第一歩を踏み出した小夭。まさかその場に相柳が紛れ込んでいることなど知る由もなかった。↓まさに( ゚Д゚)゚Д゚)゚Д゚)ジェットストリームポカーン儀式が終わり、堅苦しい礼服から解放された小夭。しかし父王はなぜ自分が急遽、あの礼服を着たのか理由を知っていた。「阿念が新しい礼服を駄目にしたのだろう?」実は皓翎王は小夭をひいきしていると思われないよう阿念が何をしても黙っていたという。思えばこの人生、心残りはあれど後悔はないが、娘たちのことだけが心配だった。「2人が心から互いを受け入れ、支え合うことができれば安心できる」「努力するわ」その頃、阿念は独り海岸でふて腐れていた。すると思いがけず海から相柳が現れる。相柳は阿念の小夭への嫉妬に気づき、自分が手を貸すので懲らしめようと提案した。「殺しはしない、どうだ?」阿念はなぜ自分に協力してくれるのか分からなかったが、相柳はいずれ辰栄軍のために手を貸してくれれば良いという。「でもどうやって懲らしめるの?」大役を無事に果たした小夭は寝宮で羽を伸ばしていた。すると漪清(イセイ)園の宴に出席しているはずの瑲玹が現れ、塗山璟から″龍骨獄で待つ″と言づかったという。小夭は断ったが、ふと塗山璟に15年だけ待つと約束したことを思い出した。「やっぱり会うわ」小夭は女子として初めて塗山璟と会うことになった。すると寝宮から侍女たちと一緒に衣を選ぶ嬉しそうな小夭の声が漏れ聞こえる。回廊に出た瑲玹は小夭を止めたい気持ちを押し殺し、結局、華音(カイン)殿に帰って独りやけ酒をあおった。小夭が龍骨獄へ向かっていると、林の中から急に阿念が現れ、切り立つ崖へ誘った。父と約束した手前、仕方なく誘いに乗った小夭だったが、阿念に突き飛ばされて海へ落ちてしまう。その頃、塗山璟は海岸でひたすら小夭が来るのを待っていた。小夭は崖から海に落ちても不安はなかった。…私は泳げるのよ?…しかし海上へ上がろうとした矢先、相柳に脚をつかまれ、引きずり込まれてしまう。息が続かずもがき苦しむ小夭。相柳は自分の口から息を吸うよう合図したが、小夭は拒んだ。相柳は小夭を連れて岸に上がった。「ゲホゲホゲホォォォッ!どうして私が小六だと分かったの?他人のふりをするつもりだったのに…」「私には蠱虫(コチュウ)がいる、忘れたか?…私を騙したな?」相柳は身分を隠して西炎王の孫をかばったと責め、全ての嘘を白状しろと迫った。しかし小夭は嘘をついたことはないと断言する。「今までの話は全て本当よ」小夭は相柳の機嫌を直そうと靴の中に入れていた薬瓶を取り出した。「新しい毒薬を作ったの、飲んでみて、あなたのために作ったのよ?」「…俺のために?(グビ)まだまだだな」(,,Ծ‸Ծ,,)<チッ!あきらめないんだからね(ボソッ相柳は小夭の小六らしい一面を垣間見ると、なぜかほっとした。相柳は小夭の美し顔をまじまじと見つめながら、なぜ海中で自分からの息を拒んだのか尋ねた。何とか誤魔化そうとした小夭だったが、相柳に嘘は通じない。「怖かったから、あなたが怖い」相柳は小夭の思わぬ本音に困惑した。「口づけが死よりも怖いか?」「私の哥哥が…瑲玹が言ったの、″お前は夢見る乙女だ″って あり得ないと思うけど…でもやっぱり怖い、あなたにうっかり夢に入られることが あなたは夢見ていい人じゃないのよ?それは死よりも怖いことなの」相柳は意外な理由を聞いて失笑、小夭を冷たく突き放し、独りで海へ戻ってしまう。一方、塗山璟は満ち潮で腰まで水に浸かりながら、まだ小夭が来るのを待っていた。小夭は塗山璟との約束を守るため、夜通し海を泳いだ。しかし波に飲まれて息が苦しくなり、ついに力尽きて沈んでしまう。その時、塗山璟が現れ、小夭を抱き止めた。相柳は小夭が無事に戻れるか密かに見守っていた。すると塗山璟が小夭を抱きかかえて陸に上がる姿が見える。相柳は親密な2人の様子に激しく動揺し、無理に埋め込んだ蠱虫が身体を蝕んでしまう。霊力で何とか痛みを抑え、後ろ髪を引かれる思いで海に消えた相柳。一方、塗山璟は龍骨獄で小夭との再会を喜んだ。「私は防風意映(ボウフウイエイ)を娶らない、むしろ防風意映は私を毛嫌いしている」翌朝、老桑(ロウソウ)は珍しく二日酔いの瑲玹に酔い覚ましを差し入れた。そこへ侍女の珊瑚(サンゴ)が慌てて駆けつける。「殿下、第一王姫がゆうべから戻りません」瑲玹は慌てて立ち上がったが、小夭の体面を考え、あえて冷静に振る舞った。「第一王姫は遊びに夢中で時を忘れたようだ、迎えに行く、他言無用だ」しかし小夭が塗山璟と一夜を明かしたと思うと瑲玹の心は激しく揺れた。つづく( ๑≧ꇴ≦)どうするかな~いやこれどう? ←誰に聞いているのかw