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テーマ:☆エジプト☆(461)
私の中では、スフィンクスと言えば、
「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足、これなんだ?」と質問し、 これに答えられない者を殺してしまう怪物のイメージです! 顔は女性で体はライオン、羽根もあるものです。 おっぱいもあったような・・・ これはギリシア神話やメソポタミア神話の スフィンクスの姿形だそうで、エジプトのものと違います。 このような (カイロの刺繍製品のお店にあったミシンに プリントされてました。) エジプトのスフィンクスの像で一番有名なのは、 前回書いた、ギザの3大ピラミッドがある ピラミッド・エリアに座っているものですが、 これは、頭巾みたいなのをかぶった男性の王の頭に、 体はライオンです。 エジプトでは、スフィンクスは怪物!ではなく、 王や神を守るシンボルだそうです。 このスフィンクスは、真中のカフラー王のピラミッドから つながっている参道のちょっとそれた所にあり、 このお顔はカフラー王を模したものだと言われていますが、 はっきりわかっていません。 こちらはメンフィスにある、 アラバスターでできたスフィンクス こちらは高さ4.25m、全長8mで、 ギザのスフィンクスに比べると小ぶりのように感じますが 近くで見ると実はそれなりに大きく、迫力あります。 お顔も美しく、あごに立派なつけヒゲがついています。 このようなヒゲが、ギザのスフィンクスにもあったのですが、 取れてしまっています。 この取れたアゴヒゲは今は大英博物館に保管されているそうです。 真横から見たところですが、 鼻もなくって、これはナポレオン軍が射的にしたため という説が有名ですが、 アラブ軍により壊されたという説もあり、 こちらもはっきりしたことはわかっていないようです。 アゴヒゲも鼻もないギザのスフィンクス・・・ 首も落ちそうなんて、ちょっと気の毒な感じです。 Wikiによると、中央国時代以降、 頭が羊のスフィンクスも現れるとのことです。 有名なカルナック神殿の入口に並んでいます。 最も信仰されていたアメン神の頭が羊だからです。 鳥のハヤブサの頭のスフィンクスもいます! ハヤブサ頭のホルス神や太陽神のラーから来てるのでしょうか? ナセル湖クルーズで行く、ワーディ・セブア神殿には そのハヤブサの頭のスフィンクスが、4体あります。 写真がちょっと見にくいですが、ハヤブサ頭のスフィンクス ちなみに、この神殿の人間頭のスフィンクス とんがり帽子のような帽子をかぶっています。 こちらは、アレキサンドリアのポンペイの柱にいる 2匹のスフィンクス 本来は狛犬のように2匹セットになっていた という説もあります。 スフィンクスの壁画は あまり見かけないような気がします。なぜだろう このように王が小さなスフィンクスを手で持って 神に捧げているシーンのものなら何度か見ました。 (共にカルナック神殿の壁画の一部) ガイドさんが水時計と言っていましたが、 どんな仕組みの時計なのでしょうか? 水時計ってなんかかわいい感じがしますが。 (コム・オンボ神殿) こちらはハヤブサの頭のスフィンクス。 ここから下、ちょっとどうでもいいですが・・・ ハンハリーリで売ってた愛きょうのあるスフィンクス 上に出てきた、近所の刺繍製品の店のミシンに 描かれた、こちらはエジプシャンなスフィンクス ちなみにこれはディズニーの古雑誌の表紙にあった ミッキー・スフィンクス そういえば、葬式で有名な「メモリアルアートの大野屋」の マークってスフィンクスですね・・・ スフィンクスって著作権フリーですね・・・ ブログランキングに参加しています。 クリックよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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