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テーマ:☆エジプト☆(461)
カテゴリ:アレキサンドリア
クレオパトラの死後、ローマの属国となったエジプトですが、 そのローマ時代の、数少ない遺跡のひとつである(何回も書いてますが・・)、 コム・アル・ディッカの円形劇場 2世紀に建てられたと言われるこの遺跡は、 長い間土に埋まっていて、 20世紀半ばに発見されました。 白い大理石で作られた13段の客席には 約600人の人が収容できたそうです。 気が付かなかったのですが、客席には 古代ギリシア語のアルファベット文字が 刻まれていたのだとか。 見たかった! 真ん中に立って大声をあげると 客席に響いて、声が跳ね返ってきます。 劇場は半円形をしているそうで、これは半円形でないため、 実はローマ時代には音楽を聴くための音楽堂で、 さらにビサンチン時代には会議場だったそうです。 そして、入り口には、この遺跡や海から引き揚げられた クレオパトラ宮殿のものだと言われる遺物たちが 置かれています。 首ちょんぱ(死語?)のスフィンクスが何体もあった。 こちらは、円形劇場の客席の一番上に置いてあった 大きな壁の一部? ローマっぽい装飾です。 その一番上から下をのぞくと舞台裏が見えます。 エジプトで買ったガイド本には劇場で働く人たちの通路とありました。 下から見ると、こんな感じ。 中央部分の両側には、黒と白のモザイクからなる 幾何学模様のロビー 左右には皇帝と皇后を置くための台がおかれています。 劇場の近くに置いてあった遺物の一部に 現代の?誰かが描いた落書き?の絵が。 右手に十字架?でキリスト教ぽい。 その当時(2年前ですが) まだ発掘の現在進行形で、発掘の様子が見えました。 奥はかなり広く、大浴場の一部もあり。 イスラム支配の時代には、共同墓地として使われていました。 8世紀から9世紀のものから、13世紀から14世紀のものが あるそうです。 その墓地の跡地の合間を抜けた奥に、 「鳥の邸宅」(ヴィラ・オブ・バード) と呼ばれる、2世紀の大邸宅の跡があります。 この建物の中です ハト、孔雀、オウム、うずら、鶏などの 鳥のモザイク画で飾られた床がきれいに残っています。 このような、木の通路から見ます。 漫画にも描きましたが、中に入るのにチケットが必要です。 円形劇場からバード・オブ・ヴィラは、意外に遠く、 チケットは入口でしか買えませんので、注意してください。 本日のヒット 観光してた、お手製のおもちゃを持つ少女 蛍光な黄色と緑の、日本ではあまり見ない組み合せのお洋服を 着こなしておしゃれです ブログランキングに参加しています。 クリックして頂けるとうれしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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