|
カテゴリ:近況報告
エキノコックス
この名前を聞いたことのある方は少ないでしょう。 いたとしたらおそらく北海道出身の方です。 エキノコックスは日本では主に北海道に生息する寄生虫です。 寄生されても症状がなく、また潜伏期間が5~10年と長いため気づかない方が多いそうです。 しかしこの寄生虫は放置していると増殖、肥大化し人をしに至らしめるそうです。 毎年数名の方が亡くなられるそうです。ちなみに致死率は15%ほどで、インフルエンザよりも危険な感染病だそうです。(ただし人→人には感染しないそうです) 感染源は主にキタキツネだそうです。 キツネの糞がついたもの(湧き水、沢水、山菜等)から経口感染するそうです。 この寄生虫はネズミ→キツネ→ネズミを行き来することで感染増殖するそうです。 人間は卵、幼虫にしか感染しませんが、幼虫は無性生殖するそうなので単独でも増えてしまいます。 北海道の自然に触れてしまった方は一度血液検査をすることが勧められているようです。 私も北海道を出て行く前に一度検査しようと思います。 なぜこんな話をしたかたというと 今日ドアを開けっ放しにしていたら、いつの間にかにネコが家に入り込んでいたのです。 しかも数分間部屋にいたらしくなにを触ったかわかりません。 ネコはエキノコックスを媒介する主な動物ではありませんが、以前行われた調査では600匹に1匹の感染が認められたそうです。 というわけでちょっと不安になってエキノコックスについて調べたわけです。 糞はされなかったようなので、感染することはないと思うのですが・・・ 気持ち悪いですよね。 ほかにも病気を持ってるかもしれませんしね。 っていうかなんで真冬の北海道にノラネコがいんだよ。 結構大きくてやせている印象もなかったので飼い猫かもしれませんけど。 もしかしたら誰か餌付けしてるのかもしれません。 ネコだの犬だのキツネだのみんな死(自己検閲)ばいいのに まあ冗談はともかく 人間の身勝手な行動や優しさが人間の生活を脅かし、 野生動物を傷つけることにつながるということです。 エキノコックスだって元は人間がほかの国から持ち込んだものがキタキツネに感染し拡大したものですからね。 ちなみに北海道はこのほかにもダニとかいるので 北海道にいらした方はなるべく野生動物には近づかないほうがいいです。 地元のかたは絶対にキツネに近づいたりしません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.08 17:43:25
コメント(0) | コメントを書く |