心臓バイパス手術
数年前から背中が痛いと言い続けていた父親の病名が「狭心症」と判明。当初「フーセン治療」で治す予定だったが、いざカテーテルを挿入したところ、かなりの重症で急遽開胸手術をすることになった。手術室に入る前に父親が「あとの事は頼んだぞ」と言った言葉には参った。確率的には安全な手術だが、さすがに場所が心臓だけに、家族も本人も「死」を意識した。結局手術は無事に終わり術後の経過も良好だったが、ICUの中はまさにドラマのような光景で、あちこちのベッドには意識の戻らない患者や暴れる患者だらけで、看護師が忙しげに走り回っていた。そんな中でもやさしく患者に接する姿に感激してしまった。ありがとうございました、大変でしょうが頑張ってくださいね。