Remember 2002
ゆっくりと12月のあかりが灯りはじめ慌しく踊る街を誰もが好きになる僕は走り 閉店まぎわ 君の欲しがった椅子を買った荷物抱え 電車のなか ひとりで幸せだったいつまでも 手をつないでいられるような気がしていた何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた喜びも悲しみも全部 分かちあう日がくること想って微笑みあっている 色褪せたいつかのメリークリスマス歌いながら線路沿いを 家へと少し急いだドアを開けた君はいそがしく 夕食を作っていた誇らしげにプレゼントをみせると 君は心から喜んでその顔を見た僕もまた素直に君を抱きしめたいつまでも 手をつないでいられるような気がしていた何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた君がいなくなることを はじめて怖いと思った人を愛するということに 気がついたいつかのメリークリスマス部屋を染めるろうそくの灯を見ながら 離れることはないと言った後で急に 僕は何故だかわからず泣いたいつまでも 手をつないでいられるような気がしていた何もかもがきらめいて がむしゃらに夢を追いかけた君がいなくなることを はじめて怖いと思った人を愛するということに 気がついたいつかのメリークリスマス立ち止まってる僕のそばを 誰かが足早に通り過ぎる 荷物を抱え 幸せそうな顔で