テーマ:てんかん(67)
カテゴリ:病気のこと・体のこと
この日から京都旅行だった。 確かに前日までの勤務がちょっときつかった。 そしてこの日も朝早く起きて5時間かけて京都へ向かった。 長距離の慣れない電車・新幹線での移動。 旅の興奮。 そんなものが重なったのかもしれない。
二条城の桜に見とれていたら、久しぶりに感覚。 しっかりと痺れる右頬・右手・・・ 発作だって自覚するのに時間はかからない。 ただここは地元じゃないし、今意識がなくなったら騒ぎが大きくなるし、 どこに連れて行かれるか分からない。 明日の友達の結婚式に出られないかもしれない・・・ 『どうしよう。』という思いだけが巡る。 ゆっくり呼吸して、あまり痺れているところを意識しないで、 外に出ようと歩いた。
どれくらいの時間だったんだろう。 5分?! よく分からない。 そうしていたら、痺れが引いていくのが分かった。
ちょっと休んで、再び何事もなかったかのように観光をした。 ゆっくり歩いて回った。 夜には明日一緒に結婚式に出席する友達と合流。 ご飯を食べて、お酒も少々。
大丈夫だった。 寝る前に減量していた薬も一緒に内服。
その後、症状が出ることはなかった。 私に病気のことを再自覚させる信号だったのかもしれない。 油断するな! と。
忘れるはずがない。 意識消失した時のこと。
しっかり心に留めて、生きていく。 そんな思いも芽生えた旅行だった。
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Last updated
2008.04.01 20:00:02
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