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ブロクイズ(旧わくわくなたけのこ)

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May 15, 2005
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「本物として生きる」 鈴木忠雄(メルシャン社長)著


ベンチャー企業の社長の話を聞くと、
創業当時は赤字続きでした・・とか、
最初は何をやったら良いかわからなかった・・とか
そんな話をしてくれる。

しかしここで多くの学生は勘違いをする。

やりたいことがあれば、よいアイディアがあれば
心のどこかで簡単に儲けられると思っている。
国の政策を見ても
1円から起業できる=起業は簡単なことだ。
と、なにか違う捉え方をしてしまっている。



今日読んだ本の中にこんな話が載っていた。


鈴木氏は昔、スイスのビジネススクールで9ヶ月留学することになった。
そこでは週6日間、毎日100ページもある教材を読み
ケーススタディを行なう。もちろん英語である。
鈴木氏は毎日2時間程しか寝られなかった。ストレスがたまっていった。


そんなある日、ビジネススクールの理事長が留学生たちにこう聞いた。
「きみたち、なにか希望があるかね」

学生の一人が立った。
「もう少し余裕が欲しいと思います。
 英語圏の学生と同じペースで進められても我々のようなフランス語圏の
 者には、なかなかついていけません。
 せめて土曜日くらいは休ませて欲しい。」

すると理事長は机を思い切り叩いた。
「そんなこと、とんでもない!
 私は君達が日曜を休んでいることにすら残念なんだ。
 君達を派遣している企業の社長に申し訳ないと思っているほどだ。
 君達の社長は楽をさせるために君達をここによこしているのではないぞ!」

そう一喝した。

欧米人は休日がたくさんあることで知られている。
しかし本当のトップというのは時間からいっても、働く質からいっても
ビジネスのお手本とされている日本のトップ以上に働くものだった。

確かに一般の者は休日をたくさんとっている。
しかしその一般の者の影に隠された、
一握りのトップの壮絶なほどの日々の格闘振りを
目のあたりにしたような気になって、
彼は目を覚まされた。


楽して成功したいと願う人がいる。
楽して儲けたいと考える人がいる。
楽して勉強しようとする。
楽して仕事しようとする。


それが全て悪いとは限らない。

しかし、
本当のできる人間は、
決して最初から楽をしようとはしていないはずだ。


100点満点のテストで80点の合格点を取ろうとするのではなく、
120点、150点、200点目指して準備できているか?



「常勝」に必要なのは一夜漬けではない。
 常夜漬けである。






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Last updated  May 16, 2005 02:03:13 AM
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