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snow-peak@ Re[1]:Timberland(11/09) はっさくのいよかんさん ----- 正統派の…
はっさくのいよかん@ Re:Timberland(11/09) おおーかっこいいですね! タウンユース…
snow-peak@ Re[1]:マスカットサイダー(10/20) はっさくのいよかんさん ----- ほんのり…
はっさくのいよかん@ Re:マスカットサイダー(10/20) マスカット味がちゃんとするサイダーなの…
snow-peak@ Re[1]:祝♪禁煙7日目(09/12) はっさくのいよかんさん ----- 応援、ど…
2008.05.03
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カテゴリ:history
DSCF2122.JPG
高梨氏館跡
この城跡には、こんな物語がある・・・。

黒姫物語
今の長野県中野市に、室町時代後期、高梨氏という一族が勢力を張っていた。
高梨氏の武将高梨政盛に黒姫という美しい娘がいた。
  
ある日、殿様は黒姫をともなってお花見に出かけた。
その花見の宴のなか、黒姫の前に、一匹の白い蛇が現われた。

宴の楽しさにつられて出てきたのだろう、と殿様は上機嫌で、
「姫、あの蛇にも、酒盃をあげてやりなさい」と娘に勧めた。

姫は蛇を怖がらずに、酒盃を白蛇の前に差し出した。
蛇は嬉しそうにそれを飲み干すと、去っていった。


その後、この殿様のところに、一人の立派な姿の若者が訪れた。
「私は、あのお花見の宴の時、黒姫からお酒をいただいた者です」

殿様は彼の話に驚いた。
若者は、自分は、志賀山の大沼池に棲む龍だというのである。
白蛇に化けて散策していたところへ、花見に来ていた殿様一行と出くわし、
酒を飲ませてくれた黒姫の姿が忘れられないと言うのだ。

DSCF0907.JPG

「姫をさらうのはたやすいことですが、それでは道理に反するので、
こうして伺いに参りました。黒姫をぜひ妻に貰いたいのです」

殿様は断わった。
人でない者に、大事な娘を渡せなかった。

しかし、この龍はその後も、毎日毎日、殿様もとを訪れた。
屋敷を厳重に警備しても、無駄だった。
龍は必ず殿様の前に現われた。
そして、龍の熱心な姿に、いつしか黒姫は龍に心ひかれるようになる。
  
殿様は部下と相談し、龍に策をかけた。
罠にまんまと陥った彼は、殿様たちから、殺されそうになる。

DSCF2121.JPG
  
「礼をつくした返答がこれか!」
龍は激怒し、本性を現わすと、たちまち天にかけのぼった。
とたんに、大嵐がおこった。
あちこちで洪水がおこり、あたり一面地獄のような光景と化した。

黒姫はこれを見て、矢も盾もたまらない。
「龍よ、私はあなたのところへ行きましょう。だから嵐をしずめておくれ」
たちまち龍が下りてきて、黒姫を乗せると再び天にかけのぼった。
龍は妙高と戸隠の間の山に降りたち、山頂の池で黒姫と暮らすようになった・・・。

・・・。

・・・。

・・・この地で、昔から語り継がれている物語ですスマイル





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Last updated  2008.05.07 08:17:39
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