|
カテゴリ:history
品川まで所用で訪れた折、
少し時間があったので泉岳寺まで足をのばしてみた。 山門を抜け、本堂で掌を合わせた。 赤穂四十七士を弔う墓所が葬られているお寺である。 ひと時、都会の喧騒を忘れさせてくれる。 本堂の正面にかけられた額には「獅子吼」の文字。 これは(ししく)と読む。 お釈迦様の説法のことを指し、獅子が吠えると、 百獣たちは恐れをなして平伏するという意味を持つ。 現在でも、雄弁を振るうことを獅子吼と表現することがありますよ。 境内に咲き誇る 満開となった桜を眺め・・・。 大石内蔵助の詠んだ、辞世の句を思い出す。 「あら楽や思ひは晴るゝ身は捨つる浮世の月にかゝる雲なし」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.09 10:43:47
コメント(0) | コメントを書く |