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カテゴリ:鉄道ネタ
そもそも私が何で山梨県・小淵沢に居たかと言いますと…
営業用としては世界初の「ハイブリッド式鉄道車両」である『キハE200形』が本日、 山梨県・小淵沢と長野県・小諸を結ぶJR小海線にデビュー♪ 今日の運転初日だけ特別列車として、製造された3両が全て連結される… と言うので出掛けてきた訳です。 その姿がこれです!! …あんまり胸を張れるようないい構図ではないですが(^^ゞ 詳細な説明はJR東日本長野支社の資料(PDF)に譲りますが、 これまではディーゼルエンジンから直接変速機へ力を伝えていたものを、 このハイブリッドシステムでは、エンジンパワーを電力へ変換して駆動するモーターで走る、 というものです。 これまでは再始動性の困難さから停車中もアイドリングを止める事ができませんでしたが、 空調や照明に必要な電力等をリチウムイオン蓄電池に蓄えておけるため、アイドリングストップも可能になりました。 そのため、 「燃料消費量の低減」 「排出ガス中の有害物質を約60%低減」 「アイドリングストップによる低騒音化」というメリットにより『環境保全に役立つ』車両として脚光を浴びているのです。 これまでキハ110系という車両で運転されてきた小海線に新型車両が配備… と言う事で、沿線では歓迎イベントが盛り沢山だったようです。 清里、野辺山、といった高原リゾートを擁する小海線にまさに相応しい車両ではないでしょうか。 上の3枚は現行運転されているキハ110系の姿です。 これらの車両も当分の間は活躍を続けます。 (3枚目のものは大河ドラマ「風林火山」のラッピングのようですね) 今回登場したキハE200形3両は小海線で数年間、実際の営業運転でのデータを確認して、 いずれはJR東日本管内の非電化路線へ展開される可能性があります。 新世代の鉄道車両『キハE200形』の活躍に期待したいと思います。 明日以降は3両中の2両を使い小淵沢~野辺山間の臨時列車「八ヶ岳高原列車」号のほか、一部の列車で運用される計画です。 「ぜひ乗ってみたい!!」と思われた方はJR東日本長野支社のWebページをご覧下さい。 当面の充当列車はこちらのPDFファイルをどうぞ。 ※ちなみに雑学として… キハE200形、という形式名の「E」は『JR東日本の東=East』の「E」です。 JR東日本で最近製造される新型車に付されている記号なんです。 あくまで、トリビアです(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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