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カテゴリ:鉄道ネタ
9月15日(往路)・16日(復路)の日程で運転された『懐かしのはくたか号』…
さんざん悩んだ結果、往路の列車の撮影に行ってきました♪ 「はくたか」…1965年~1982年の間、上野と金沢を結んだ特急の愛称名です。 現在、越後湯沢と金沢をほくほく線経由で結んでいる「はくたか」とは愛称こそ同じでも列車の性格は全く違います。 上越新幹線開業で使命を終え姿を消して25年、3月に発生した『能登半島地震』で大きなダメージを受けた石川県を応援しようと、 3年前に震災を経験したJR東日本新潟支社が6月に企画した特別列車が今回の『懐かしのはくたか号』です。 かつての姿を極力再現すべく、今やJR西日本金沢支社にしか存在しない「ボンネット型先頭車」を持つ特急形電車489系を使用、 金沢から日本海側に沿って長岡へ向かい、上越線で上野に至る…という当時の運転形態を踏襲、発表当初から注目の列車でした。 しかし奇しくも7月末に再び新潟を大地震が襲い、計画されたルートのうち柿崎~柏崎間が土砂崩れで運転不能に。 今回の企画も取り消しか…と思われましたが、不通区間は無事に9月13日に復旧。 無事に運転に漕ぎつける事ができた、と、ここまででも十分な物語です。 ---------- 初めは行くつもりはなかった今回の撮影、今回の使用車両は毎日のように夜行急行「能登」として同じルートを走っている車両ですからね、 行ったはいいが『臨時』マークで走って来ようものなら無駄足。 ところが前夜、楽天広場で出会った盟友・アキュラ219氏が金沢にいるとの事! 聞けばやはりこの『懐かしのはくたか号』が狙いとか。 情報が掴めたらメールを…という話で前夜は床に就いたんです。 ---------- 朝、7時過ぎ。 アキュラ氏からのメールは朗報。 「先頭車は文字だけのマーク、最後尾は懐かしい絵入りのマークだよ!」と。 すかさず家を出て関越道を飛ばしました。 やはり持つべきものは友です♪ 行動力のある友に恵まれた私は幸せですね(*^_^*) 目指すは群馬の山奥、水上に程近い上越線の撮影名所。 関越道では20キロの事故渋滞…というトラブルはあったものの、無事2時間前に到着。 現地では既に多くの鉄道ファンがカメラを据えてスタンバイを… ちょっと合点の行かないポイントながら私も足場を固めました。 お天気はピーカン♪天下の雨男・マスター☆ですが、どうしたものか(^^ゞ こんな調子でウォーミングアップ、日の当たり方もまずまず♪ 来る主役に胸高鳴るその時でした… 太陽が雲に隠れてしまうではないかぁ~! 皆、あ~ぁ、と恨めしく空を見上げた10分後、主役の到着です… 列車は長岡で方向を逆にするため、アキュラ氏の情報とは逆の 『絵入りヘッドマークが先頭、文字マークが最後尾』なんです(*^_^*) この姿は人によってはラッキーだったり、残念だったりでしょうね(^^ゞ アキュラ氏は文字マーク先頭の姿を捕えられたようです。 通過して行く懐かしの姿、ほんの一瞬の出来事です。 毎日のように上京してくる車両ではあっても、懐かしいヘッドマークが輝いていましたね。 ---------- こうして撮影は終了、帰りは急ぐ理由もないので一般道で(^^ゞ 往復350Kmのドライブになってしまいました、とさ。 ---------- 今回、光の当たった国鉄型特急電車489系。 同時期の車両のほとんどが一線を退いた今でも往時の姿をほぼ再現しています。 唯一の定期運用となった夜行急行「能登」も利用率は低い模様… まして、5年後には北陸新幹線が金沢まで到達する予定で、その時の処遇は目に見えています。 こうして「リバイバル列車」としての運転という栄誉に浴する事ができたのも、JR西日本金沢支社の努力のおかげ。 押し寄せる年波には勝てないかも知れませんが、動かせる間は大切に守り続けて欲しい… そう改めて思った1日でありました。 そして、アキュラさんの協力あっての事でもあります。 ありがとうございましたm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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