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我が親友・まっさんがえらく沈んだブログを書いている。
何が起きたのか… 読み砕くと同じハーレーライダーの仲間が癌で昇天されたとの事。 その方、私とほぼ同世代の女性なのだそうだ。 楽天ブログでつながりを作り、当地では一緒にツーリングをしたり飲み明かしたり… まだまだこれからも沢山の思い出を積み重ねていこう… まっさんがそう願っていたところにもたらされた、余りにむごい現実。 まっさんの心中を察するには余りある状況であるが故、気の利いた言葉を差し上げられないのが悔しい。 まずは彼女に衷心から哀悼の意を表したいと思います。 冥福を祈ります。 さて、テーマの後半に書いた「生死観」… これはね、非常にむずかしい、ナイーブなものではありますが、ここが大切です。 まずは引き合いに出すのは不謹慎かと思いますが、本文の彼女の話を見た時に私はこう感じるわけですね。 まず、現象世界で肉体が患った癌という病…これは人間活動には障りのある状態な訳ですね。 その場その場の状態で、軽快することはあっても基本的には辛い。その苦しさから「本当に治るのか」という不安から精神的には限界を迎えてしまうんです。 目線を替えて、そんな患者である友人の目線になれば…明るく振る舞う病床の友の言葉に安心し、またの見舞いを約束して帰っていく… 患者はストレートに辛さを伝えないケースが多いようですね。 必要以上に深刻に受け止められて、元気な仲間の活動にまで響きやしないか…心配になるでしょう。 結果、薬石膏効き目を果たして無事に快癒…というケースはまだまだ多くはないはず。 今回の彼女のように悲しいお別れが大半なのではないかと思うんです。 そこで違ってくるのは、我々生き残った者は 「これからの夢が沢山あったろうに」 「ツーリングに思い残した事もあるだろうに」 無念の気持ちを抱きます。 当然ですね…だってもう友人の肉体はこの世に存在しない。 姿を見ながら一緒に楽しむことは未来永劫叶わない… でもです! 死んだのは肉体なんですね。 病という不具合を持った衣を脱ぎさって、完全円満な魂は自由になって解き放たれる… だから、彼女はイキているんです。現象に生きる私たちには見えないかも知れないけれど、必ずやそばに来ては励まし、行く道に障りがあるならば方向転換をさせてくれる。 そうです。 亡くなった人は肉体がないだけで魂は生きているのです。 だから代わらず『一緒にツーリングを楽しんでいる彼女』は、まっさんはじめ仲間に寄り添い、いつまでも走り続けるのです。そんな中からまた、新たな縁が生まれ輪が拡がっていく… 亡くなった彼女はきっと喜んでくれるでしょう。 そのためには、常に仲間達が亡くなった彼女の生前の笑顔を記憶に残し、事あるたびに話し掛けてあげるのです。 そしてツーリングが無事故で終わった時には、打ち上げの場でも解散の場でも、彼女の名を呼び一緒に巡れた事を感謝してあげる… それを続ける限り、肉体はなけれども永遠に仲間であり続けます。 人間の肉体はいづれ役目を終えて朽ちていきますが、魂は生き通しなのから。 駄文ではありますが、親友たるまっさんの心に響いてくれればこれ以上の幸せはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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