【ソース: LA News】
フード・リコールに引き続き、今度はこんな衝撃ニュース。
ペット業界もずいぶんとズサンなものですね...
ちなみにPyrethrins(ピレトリン)というのは除虫菊の殺虫成分、
Pyrethroids (ピレスロイド)は ピレトリン様の数種の殺虫剤だそうです。
アメリカではよく目にする Raid などの家庭用殺虫剤にも使われている成分。
そういう成分を入れているなら、こういう事故が起こってもおかしくないと思うのですが。
今回ニュースで取り上げられたケースは...
Bio Spot(バイオスポット)の
Bio Spot Flea and Tick Shampoo
(ノミダニ駆除シャンプー)
ラベルにはPyrethrins__0.15%と表記。
ちゃんと説明にある通りに使ったにも関わらず、
2匹の猫にこのシャンプーを使った直後から発作が始まったそう。
猫たちの身体が震え、呼吸困難に陥り、1匹は何とか助かったけど、
もう1匹はとても苦しんだ挙句、あっけなくこの世を去ったといいます。
そして
Hartz(ハーツ)のHartz Flea & Tick Drops
(身体に付けるタイプのノミダニ駆除薬)
このノミダニ駆除薬を点けた犬が翌日から激しい発作が始まり、
そして、その2日後に動物病院で息を引き取ったそうです。
これらのケースは氷山の一角。
他にも皮膚が焼け爛れたり、吐き気、痙攣、発作、などの症状を訴え、
運の良い子は助かっていますが、死に至った子も数多くいるそうです。
飼い主さんが ピレトリンやピレスロイドを含んだ製品を使ったことで
病気になったり死亡したケースを報告するサイト HartzVictims.org.。
BioSpot(バイオスポット)とHartz(ハーツ)だけではなく、
Sergeant's (サージェンツ)に対する苦情も多く見られます。
特にこの2つの製品が危険、使うな!とのコメントが多いです。
こちらでは、バイオスポットやハーツの製品はどこに行っても
あちこちのお店で当たり前のようにペット商品の棚に並んでいます。
そして、何千匹もの犬や猫が犠牲になっているにも関わらず、
これだけのケースが報告されているにも関わらず、
これらの製品を生み出している企業は安全だと言い張っているそうです。
しかも色々調べてみたら、こういう犬や猫のへの被害は最近だけではなく
数年前(私が見たのは2006年)からあったようです。
今のところ、各企業サイトではこの件には一切触れていません。
もうこの時点で企業の誠実さが疑われるってもんです。
そんな企業の製品は買わないに限る。
何が安全で何が危険なのか、見極める目を養わなければいけませんね...
愛する我が子を守れるのは、飼い主だけだから。
今現在、危険性が明らかになっているこれらの製品には
みなさんもどうぞお気をつけくださいね。
Hartz (ハーツ)
Bio Spot (バイオスポット)
Sergeant's (サージェンツ)
こちらの記事は まるくるさん「これでいいんだわー」さん
より転載させていただきました。
今までノミ取り用の商品は使ったことがありませんが
知らなかったら使っていたかもしれません。
今、多くのブロガーさんがこの記事を広めてくださってて・・
もっと多くのペットオーナーさんに知っていただきたいので
私も転載させていただきました。
ありがとうございます。