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ミセス ガンマの徒然日記

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2011.03.06
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1年前の話なので、ようやく冷静に書けるかな?という事で
もし、誰かの役に立つ出来事であれば?と思い、
私の経験を書いてみようかなと思っています。

娘は幼稚園の年中からピアノを習い始め、1年前は小学1年生。音楽大好き♪特に歌が大好きな子になりました。
最初に習った先生はもともとは幼稚園の先生で、子供好きで優しそうな先生だったという事もあり、幼稚園児が抵抗なくピアノに触れられるかなという理由で通いはじめました。
私も小さな頃からピアノを習っていたため、チェルニー40番の25番位まではやっていました。
だから、だんだん娘が弾けるようになってくるにつれて、
先生のレベルをもう少し上げてみたい・・・・せめて私のレベルは超えて!という欲望がつい出てしまい、1度その事を先生に相談したのが大間違いで・・・・
「生意気!」と取られてしまったようでした。

娘には、 「たとえばショパンのバラードとか弾けるようになったら格好よくない?」なんて思っておりましたが、そんな曲は、先生はたぶん教えた事はないんだろうな-と思います。
要するに得意分野やレベルが様々でも
自分が「先生」と言えば先生になるのが町のピアノの先生の世界なんだなという事なんです。
学校の先生とは違い、
幼稚園の先生、小学校の先生、中学校の先生、高校の先生、大学の先生
という風に分けられてないのよね。

だから、これは親が調べてするしかないのよね。

娘が習っていた先生の話に戻りますね。
先生自身の腕前は幼稚園児が弾くようなピアノ曲も初見で間違えて弾くし、
娘のピアノのレベルだって、譜読みはなんとか出来るようになったけれど(って、かなり私が指導しましたよね!)
「上手になった!」という成長が見られないし、
教室で使っている本は「バイエル」と「バイエル併用曲集」(笑)・・・・・正直、つまらないんですよね。。。。
自分が教えられるレベルを超えて欲しくないからなのか、バイエルの進むスピードも練習している割にものすごく遅いし・・・指導力も、やる気もも感じられなくなってしまったのですね。

極めつけは、発表会。
発表会の順番に「うちの子はなんで、あの子よりも前なの?」というバカ親(先生や他のお母さんから見たらそうですよね)がいるという話をネットでも聞きます。
私もバカ親なのかもしれませんが、そういう思いをしてしまいました。
バイエルの進みが、自分の子供よりも10~20番遅い子二人(A子ちゃんとB子ちゃんとしましょう)が娘よりも後になっていましたので、さすがに納得いかず、先生に相談すると
先生は「ピアノを弾くタッチが悪いから」と言われました。

ピアノのタッチは先生が教えるべきところです。

「教えなくても出来る子は出来るんです。A子ちゃんとB子ちゃんはタッチがいいんです。」
勿論、タッチが良くても肝心の譜読みや、曲調を理解する力がなければピアノは弾けません。

A子ちゃんB子ちゃん二人は、娘よりも難しい曲を追加レッスンを何度も受けて、ようやく発表会までには仕上げるようには出来ましたが、そこに至るまでのお母さん二人の話を聞くと、本当に大変だったという事でした。

ちなみに娘は追加レッスンもなく、譜面はほとんど書き込みなし・・・・
さすがに「やめるしかないな」
と思いました。

発表会が終わった翌日、先生にやめると告げると、勿論引き止められる訳もなく、私も嫌な思いはしたくないので先生に思いを伝える訳でもなく。

私がやめた後、こういう事に巻き込まれたA子ちゃんB子ちゃんも、その事も一つの原因ではありますが、他の理由もあってやめる事になりました。

先生はかなり傷ついたという話が、他から伝わってきましたが、
私だって、
しかもお金払ってるのに   (あーー正直に言うとそういう事を思ってしまう・・ダメな私!!
 教育=金=対価
 とか思っていると批判されそうだけれど、そういう意味じゃぁないんです)
傷つきました。

要するに
子供や周りを巻き込むやり方は卑怯です。反省しろ!

って思ってますし、そういうのやめろと言いたいです。


「私ではご希望にそえませんから、他あたってください」

そう言って欲しかったけれど、
先生の気持ちからしたら、生徒を手放したくない気持ちとか、意地とか色々絡むんでしょうね。
一応「先生」って 呼ばれるんだから 覚悟しろや  と私は言いたいんだけれどね。
これはただの私の願望かな・・

私も先生の気持ちを汲んで、賢く立ち回れば良かったと今では後悔していますが、でもあの時先生を変えた事は全く後悔はしていません。逆にそのまま突き進む親だって中にはいたかもしれないという怖さだってあるんですよ。本当に。

だって、その先生のエコひいきっぷり 本当にひどいんだもん。
これじゃぁピアノ嫌いになるだろうな~ と思いましたもの。

今、現在は私も慎重に先生を選び、私の先生への態度(お歳暮とか・・・・)も改め、娘は可愛がってもらえているようです。ピアノのタッチも改善され、1年でかなり成長できました。
今度、娘はピアノの伴奏(右手の主旋律で左手を自分で決めるレッスン)をするようです。ブルグミュラーのバラードを情感たっぷりに弾いて「あ~楽しかった」と言っています。

色々考えさせる事が多かったこの出来事ですが
今となっては
前の先生も不愉快な思いをしながら、私に この業界の怖さ?を伝えてくれたんだなと感謝の気持ちも忘れずにしたいとは思っております。

親の先生への態度で、子供への態度が変わるという事、
肝に銘じております。





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Last updated  2019.11.27 21:46:05
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