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2009年02月21日
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カテゴリ:教育・文化

 ケマル・アタチュルク・・・「トルコ建国の父」と慕われている初代大統領の銅像が

山里の道端に放置されているそうです。昨年だと思ったが産経新聞に載っていた記事を

目にした覚えがある。・・・記事が出て決着がついたのでは・・・と思っていましたが

さにあらず・・・でした。日本人はいつからこのように硬直した分別になったのでしょうか?。

 そもそもことの発端は・・・(些か、長くなりなりますが・・・)、銅像が96年に新潟県

柏崎市の柏崎トルコ文化村に、トルコ共和国から送られた(姉妹都市か何かの縁でか?)のが

事の発端。余り集客力が無かったのか運営が赤字になり、上越市のU社に敷地ごと売られた。

地震などの影響もあり台座が傾いてきたので取り外して件の土地に放置されたようです。

 U社が買った敷地の中にどういうわけか民有地があって、U社は、現在地主から土地の

賃貸料請求で、訴訟をおこされているそうです。

 昨年記事を読んだ皆さんは、何とかしなければと募金などを募っているしトルコ大使館でも

費用を出すのでトルコにゆかりがある和歌山県串本町に移設してはとの話がある。

(ゆかりとは、明治23年に沖合いを航行中のトルコ軍艦が遭難し587人が死亡したが、

69人が串本町の人々の救助で助かった。トルコが親日なのはこの事故があったから)

 しかし、ここで問題なのが、柏崎市は「もう売ってしまったのでどうにも出来ない」、

U社は「公判中なので何も出来ない」・・・と言うわけで暗礁に乗り上げている。


 U社は「銅像の所有権を放棄すればいいのではないのでしょうか?」

「きょうのひとコマ」春の雪 2。





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最終更新日  2009年02月21日 17時51分14秒
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