|
カテゴリ:生活・保健・安全・生徒指導
ラージプリンターなるモノがやってきてから,模造紙にマッキーで書いた掲示物を,とんと見かけなくなった。
パソコンを駆使して作った掲示物は,詳しい授業の資料から,今月の目標みたいな簡単なモノまで多種多様である。 ・・・が,一様に買ってきた物のようで,アジがない。 と,一部の方々はおっしゃる。 たしかに見てくれはよいけど,暖かみみたいなモノはないかな。 たとえるなら,レストランのハンバーグと家庭料理のハンバーグのちがいみたいな。 どっちが優れているというわけでもないし。 ところで,本校の国語主任様は,大変な達筆である。横断幕からのし袋まで,何でもあっという間に,流れるような文字で書いてくれる。プリンターより早いし(←失礼!)高級感があるので,皆に喜ばれている。ご本人も常に墨と筆を机に載せているので,書くことは好きらしい。 さて。今月の看護当番は「1班」。国語主任様の班である。 だから月目標は,売り物になるような格調高い字で筆書きされていた。 「安全タスキをつけよう。」 う~ん。やっぱり字が上手くなりたいモノだ。 ~放課後~ 昇降口付近で,1年生が盛り上がっている。 StudentJ:先生,たぬきって何? Shine:キツネの相棒だよ。この辺にいたのか? StudentK:違うよ,先生。 StusentL:こら,怒られるぞ。 StudentK:大丈夫だよ。 Shine:なんだか,はっきり言いなさい。頭ごなしに怒ったりしないから。 生徒たちは,もじもじしながら,掲示板を指さした。 「安全タヌキをつけよう。」 行書風の文字は,彼らにはまだ早いのかもしれない。達筆というのは,時に罪なモノである。 *映像の掲載は,自粛させていただきます。 *専門用語の豆知識・・・「看護当番」 教職員3~5人程度で1組。いくつかの班がある。 月や週ごとに交代する当番制。 毎月生活目標が決まっており,それに沿って,生活指導を行う。 「安全タスキ」 日没後に帰宅する自転車通学の生徒は,視認性を良くするために使用。 反射素材でできたタスキ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月20日 23時16分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[生活・保健・安全・生徒指導] カテゴリの最新記事
|