カテゴリ:万引き
万引きをする人が皆、ルパン3世のような大泥棒ではない。 むしろ、大半が犯罪者とはかけ離れたごく普通の人達が 常習犯だというから、見た目だけでは判断は出来ない。 今回はプロの万引きGメンからある、極秘情報を入手したので、 紹介したい。 警察庁の犯罪統計資料によると、2011年の万引きの認知件数は約14万件、検挙人員は約10万人にのぼるそうです。この数字だけでも驚きですが、これはあくまで警察が把握している限りのもの。実態としては、お店に莫大な被害が出ているものと考えられます。 こうした被害を食い止めるために、日夜店内で目を光らせているのが万引きGメン。テレビのドキュメンタリー番組で、その活躍を目にしたことのある人も多いことでしょう。 ここがポイント!!! 1:表情が一般客とは異なる まだ商品を手に取っていない段階でも、表情から「こいつはやりそうだな」と気配が察知できることも。 たとえば、獲物を狙うようなじっとりした目で商品を見つめる。着飾った美人が陳列棚の前でみるみる表情をこわばらせるのを見て、ゲンナリする男性万引きGメンもいるそうです。 あとは、妙に暗い顔をして買い物をしている人。店内の明るい照明やBGMにそぐわない異様な空気を全身から発していると、万引きGメンの注視の的になります。 とはいえ、手だれの万引き犯の中には、全く表情には出さず、しれっとやってのける者もいるので、全く油断がなりません。 ■2:商品を手に包みこんで隠すように取る いくら手に収まるサイズの商品であっても、わざわざ隠すように持つというのはいかにも怪しい! 鳥が鷲掴みする様子に似ていることから“バードハンド”と呼ばれる挙動だそうです。 ■3:商品を素早く乱暴に取る 万引き犯は、商品を乱暴に扱う傾向があります。自分でお金を払うものではないから、少々傷んだって平気。とにかく、一瞬のスキを見計らって獲物をゲットするのに必死なのでしょう。 ■4:商品に手を伸ばしつつ、首を振って周囲を確認する 決定的瞬間を誰かに見られていないか警戒しているサインです。健全なお客様なら商品を見ながら手に取るのに、商品よりも周囲に気を取られているのは、挙動不審としか言いようがありません。 5:店内を素早く歩いている もちろん、本当に急いで買い物しなければならない事情があって、せかせか歩いているお客様もいるでしょう。ただ、そういうお客様の場合、目的の商品の売り場にまっすぐ向かって、さっさと買い物を終わらせて店をあとにするのが普通です。 ところが、万引き犯の場合、せわしない足取りで、店内を物色するように歩きまわるという傾向があります。 ■6:比較的高いものばかりカゴに入れる 転売目的で比較的高い商品ばかりを狙う万引き犯もいます。 通常、値の張るものを購入する場合は、じっくり商品を吟味しますよね。ところが、万引き犯の場合、ろくに商品を見もしないで、高価なものをカゴにポンポンと放り込んだりするので、「あ、やるのかな」っていうのがまるわかりです。 ■7:同じ商品を複数手に取ったり、各種揃えてカゴに入れたりする 「え、ひとりでそんなに!?」と驚くほど、同じ商品をいくつも手に取ったり、陳列棚の端から端まで、文字通り“片っ端から”商品をカゴに入れたりなど、不自然な買い物のしかたをする客も、万引きGメンの警戒対象です。 単なる“買いだめ”や“大人買い”のお客様と違って、万引き犯の場合、上の“6:比較的高いものばかりカゴに入れる”でも述べたように、ろくに商品を吟味しないまま大量にかっさらうような挙動をとります。 ■8:おにぎりやカップ酒などをわしづかみにする これは転売目的ではなく、食うに困った人が切羽つまってとる挙動です。住居も定まっていないのか、身なりがボロボロで、全身から異臭を放っているような人物がこの行動をとることがあります。 周囲をはばかることなく、目を血走らせて、商品をわしづかみにするさまは、“ショッピング”なんてのどかなものではなく、まるで“狩り”のようです。 9:売場コーナーを曲がるときに、ちらりと後方を確認する 万引きGメンにあとをつけられていないか、確認する挙動です。始終キョロキョロすると怪しまれるので、コーナーを曲がるときに、さりげなくチェックするというのは、常習犯の手口といえます。 ■10:不必要に店員に話しかける 複数犯の場合、おとり役が店員に話しかけて注意をそらし、そのスキに実行犯役が商品をゲットするという手口もあります。実に鮮やかな連携プレーです。 そういう犯人グループを捕えて、事務所に連れていくと、店員が「あ、さっき話してたお客さんじゃないですか!?」とショックを受けるなんてこともあります。 ■11:カゴの中に手を突っ込んで、商品を掴んでいる カゴの中に商品を入れたら、普通はそのままにしておくものですが、万引き犯の場合、カゴの中に手を突っ込んで、商品を掴んでいることがあります。 商品を捕獲する気満々といったところなのでしょうが、傍目には「なんのためのカゴ!?」って感じで、怪しいこと極まりありません。 ■12:お店の死角となる場所に避難する ここまでで紹介したような怪しい挙動で商品を手に取ったり、カゴに入れたりした後、お店の死角となるような場所に一旦移動する万引き犯もいます。 死角とは、棚の配置などの関係で、人目につきにくかったり、防犯カメラにも映らなかったりするようなスポットのことです。 死角での万引き犯は、やりたい放題。バッグやポケットに商品をしまいこむ。箱を壊して中身だけ抜く。セキュリティタグを壊すなど。また、人のいない死角に行き、追跡者がいなか人目を確認することも多いです。 さらには、売場通路にせり出した柱があると、その柱と自分の身体をくっつけることで手元を隠す死角を作り、そうして実行行為に至ることも多く見られます。 ■13:売場にしゃがみこむ お店に死角がない場合、売場でしゃがみこむ万引き犯もいます。いわば、自分の身体で死角を作ってしまって、商品を自分の支配下に収めようという魂胆です。 しゃがみこんで、股の間にバックを挟み、左右に気を配りながら、手を見せないようにして実行に至ります。 万引きはいけませんよ。お金払いましょうね。捕まると後悔しますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.03 15:13:29
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