カテゴリ:クールジャパン応援団 文化 ビジネス
過去にも、この様な思想も出ていた。
「お互いに年賀状はよしませう」 937(昭和12)年7月に起こった廬溝橋事件により、いわゆる日中戦争が始まります。そして、その戦局は、年々悪化の一途をたどります。1938(昭和13)年には国家総動員法が成立、それ以降、世の中の雰囲気は、次第に「年賀状どころではない」というものに変わっていきます。 1940(昭和15)年には、年賀郵便の特別取扱も「当面の間」中止ということになり、翌1941(昭和16)年の太平洋戦争突入以降は、さらに自粛の声が高まり、逓信省自らが「お互に年賀状はよしませう」と自粛を呼びかけるポスターを掲げます。終戦の年、1945(昭和20)年の正月には、どの家にも、年賀状はほとんど届いていませんでした。 戦時中に年賀状が消えたことは、1年の始まりを祝い平安を祈る年賀状が、平和の象徴であることを証明しているとも言えるのではないでしょうか。 そして、現代はほぼE-Mailの使用により葉書を使用する機会が大変減りました。私たちは 再び年賀状を平和の象徴として守っていくのか、それとも完全合理性を優先して葉書、年賀状を使用せずE-Mailで全て済ませるようになるのか。自爆営業が引き金となるのも時間の問題だろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.03 15:04:15
コメント(0) | コメントを書く |
|