カテゴリ:モンタナまん
眠りについたのは夜中の2時を過ぎていた。
胸苦しさで目が覚めた。水曜日の夜はいつもの セッションがある。今夜はとてもじゃないが参加は無理だ。 背中が石のように硬い。胃液すら感じない。悪夢の始まりだ。 とりあえず、これ以上脱水症状を進めるわけにはいかない。 以前医者から処方してもらった薬を飲んだ。吐き気は無くなったが、 なんだ、この背中の痛みは、まるで、全身をゴーカートに轢かれたときのようだ。 体が動かない。とりあえず、風呂場だ。俺のオアシス。あそこへ行けば 一命を取り留めるのだ。俺の体よ、動けと命じて、よたよたしながら、 浴槽を見るとすでに、水があるのだ。ここで、思い出したぁ。そういえば、寝る前に 熱い風呂につかり、溺れながら背中の痛みを取ろうとしたことを。危うく 三途の川を渡るところであった。いや、聞いていたのかも。 4,5時間前のことだ。とりあえず、シャワーで体を温めた。そして、半風呂 (体半分しかつからないから)体の痛みが変わらない。いつもと違うな。 そんなことを感じてしまう、俺であったが。それよりも、病院が大嫌いの俺は 意地でも自力での回復に挑むのであった。今日は娘たちも来ない、誰も来ない 一人の日だ、そして明日も。ここはなんとかしないと、のたれ死んでしまう。 病院に行けば6時間後には気分良く帰宅できるのだが。。。。。 とことん寝るしかない。マッサージの機械を取りに行かなければ。車の運転など 今の俺には俺がイチローのようにホームランを打つことに等しいほど、不可能な 話だ。なんで、みんな、昼間に働いているんだー。友達だって昼間はなかなか来れないぞ。 そうだ、後からアパートの住人に電話をしよう。交流が少しあるからな。 また、痛み始めた。風呂場だ。。。今度はシャワーだけ。この繰り返し。 気がついたら、夜の9時を過ぎていた。食えない、飲めない、立てない、話せない、 ただ、じっとしてるだけ。そして、眠れない夜の始まりである。眠ったら、死。 まさに、冬山での遭難事故状態である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.03 15:01:21
コメント(0) | コメントを書く
[モンタナまん] カテゴリの最新記事
|
|