カテゴリ:ニート
こんなサイトを見つけた。簡単にまとめた。
http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/iyasi/utu.html うつ病の症状(うつ病患者との接し方を考えるために) ・意欲減退・憂うつ感・悲観的、絶望的思い・睡眠障害・食欲低下・性欲減退・頭痛、めまい、首や肩のこり・人を避ける・死にたいと思う・考えがまとまらない、仕事の能率が落ちるなど。 うつ病になると、ほとんどの人が、死への思いを持ちます。他のこととは異なり、実行されてしまっては取り返しがつきませんから、慎重な対応、接し方が必要です。 自分自身で最初から抑うつ状態だと自覚できる人はあまりいません。最初は、体の不調を感じるでしょう。 うつになると、生活全般にやる気が失われます。これに対して、仕事や勉強はやる気がないが、遊ぶことにはやる気があるというのなら、うつ病ではありません。(アパシーや他の心の問題かもしれませんが。) 上で紹介した症状は、その人の性格や精神の弱さの現れではなくて、うつの病気の症状です。その人を責めるのは間違っています。またその人が変わってしまったと思うのも誤解です。病気が治れば、症状も消えます。 うつ病になりやすい人 まじめで、能力があり、責任感の強い人。物事を、順調に、そして完全に成し遂げようと考える人。うつ病の人を見ると、怠け者に見えることがありますが、本来は全く正反対の働き者の人達です。むしろ働き者すぎたために、脳が疲れた状態になっているとも言えます。そして、このようなまじめな人だからこそ、うつ状態で仕事のできないことが辛くてたまらないのです。 うつ病の人との接し方:心の病を持つ人との一般的な接し方の注意点 聞き上手になる。よく話を聞く。理解と共感を示す。 (→カウンセリングマインド:話を聞くということ) 会話の内容より、感情をくみ取る。 人間的な温かさを持つと同時に、相手の問題に巻き込まれて、動揺したりしない。 「私はあなたの味方です。常にあなたに関心があります。」ということを伝える。 病んでいる部分を指摘するのではなくて、健康な部分を評価する。 良くなるためには時間がかかることを忍耐を持って覚悟する 自分自身の感情(怒り、不安、焦りなど)をコントロールする。 *このような、カウンセリングマインドが必要です。 うつ病の人との接し方:言葉がけ、禁句(家庭で職場で) 休養をとるように勧める。 そうはいっても、うつ病になるようなまじめな努力家の方にとっては、休むことはとても難しいことです。私は、こんな風に言います。 「そうですよね。早く良くなって、仕事や学校へ戻りたいですよね。だから、一日も早く良くなるために、今はしっかり休んで治療しましょう。」 叱咤激励はしない。 普通の病気であれば、たとえば職場の上司が病気になった時、 「早く元気になって会社に来て下さい。課長がいないとみんな困っています。」といった言葉は、良い励ましの言葉になるでしょう。 しかし、うつ病の患者さんには、こんな接し方は逆効果です。ますます自分を追いつめることになるからです。むしろ、たとえば 「お父さんが入院していても、家族みんなで家を守っているから、お父さんは心配しないで、ゆっくり病気をなおしてね。」といった言葉や態度、接し方が有効です。 励ましてはいけないとしたら、どんな接し方が良いのか 不用意に励ますことは厳禁でも、希望を与え、不安や絶望をやわらげる接し方はとても大切です。たとえば、「きっと回復します。」「人間、良いときと悪いときがあって当然です。」「うつは波だから、必ず引いていくものですよ。」 などの言葉です。うつ病は決して不治の病ではありません。憂うつな気分は必ず解消されていきます。 そして 退職、離婚などの重大な決定は、延期させるようにします。うつ状態の時に、退職や離婚の手続きをしてしまい、後で後悔する方々がいます。 これも、うつ病の人との接し方で大切なことです。 次回はうつ病患者を抱える家族の皆さんについて取り上げてみるかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.05.03 07:06:32
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