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ラーメンは国民食から世界食へ ~ラー博グローバル宣言~
2013年3月6日(水)配信/新横浜ラーメン博物館 今、日本で誕生したラーメンが、世界を席巻しています。 フランス、ドイツ、アメリカ、オーストラリアなど、各国でラーメンがブームとなっています。今、世界で最も注目を集めている日本食が「ラーメン」と言っても過言ではありません。 日本のラーメンの歴史を紐解くとラーメンは、各地の気候・風土・食文化と混ざり合い、様々なスタイルのラーメン、つまり「ご当地ラーメン」が誕生してきました。 そして現在、ラーメンは海を渡り世界各国で受け入れられるようになりました。そして、国というボーダーを取り除くと、海外のラーメンも現地の気候・風土・食文化と融合し、その国又はエリアに支持される「世界のご当地ラーメン」が誕生しつつあると考えられます。そしてここ数年、一部地域で世界のご当地ラーメンと言えるラーメンが徐々に増えてきました。 新横浜ラーメン博物館では3年前より各国のラーメン事情を調査。そして開館20年目を迎えた今年、世界のご当地ラーメン(日本にお店がなく、現地の気候・風土・食文化を取り入れたラーメン店)が2013年4月24日(木)新横浜ラーメン博物館にオープンします。さらに世界のラーメン事情を動画(ラー博TV)で紹介する「World Ramen Report」を2013年4月15日(月)より配信いたします。詳しくは下記をご参照ください。 【世界のラーメン事情】 2013年2月現在の日本を除く世界のラーメン店の数は、欧米、アジアを中心に増えており、その数は世界で1,000店舗を超えています。 これらのラーメン店は大きく分けると3つのパターンと2つのスタイルに分かれます。アジアは日本からの進出が多く、欧米は現地発のラーメン店が多いのが特徴です。 ◆海外におけるラーメン店のパターン 日本に店があるラーメン店の海外進出 日本に店がなく、現地日本人が始めたラーメン店 日本に店がなく、現地外国人が始めたラーメン店 ◆提供ラーメンのスタイル A:日本のラーメンスタイルを踏襲した味 B:日本のラーメンをベースに現地の気候・風土・食文化を取り入れた味 オイラのパターンは該当が無く、日本に店も無く、現地日本人が日本製のインスタントラーメンを 作り、始めたラーメン店である、 香港には朝食などにインスタントラーメンを調理して出す茶餐廳というスタイルの喫茶軽食店が多くある。日本でも形態は異なるものの、同様に調理をして食べさせる店(「インスタントラーメン屋」「インスタントラーメン店」などと呼称。全国チェーン店としては「インスタントラーメンさくら」など)が存在する。 アメリカでは小麦の産地ということもあってかインスタントラーメンは格安で販売されており、家計の苦しい大学生がよく食べていることから、学生生活の象徴として言及されることがある。他、空母勤務のアメリカ海軍軍人にプライベートタイム時での間食として浸透が進んでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.09 00:11:02
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