The story of Japanese montanaman(シングルファーザーモンタナまん崖っぷちアメリカ人生奮闘記)

恐怖の女の霊というか怨霊に祟られてから夜も眠ることが出来ない。。。

この女の怨霊は必ず夜中の１２時１２分にトイレに現れる。。。

シャワーの音がしてトイレを流す音が聞こえるから、恐る恐る階段を上がり

台所の電気をつけて、トイレのドアを開けると、音は止まり、誰も居ない。。。

オイラは怖くなり、家中の電気をつけて地下の部屋に戻る。。

すると今度は床が鳴る音が聞こえる。。。確かに人が歩いている音がするのだ。。。

そして再び、階段を上がり、リビングを見渡した。。。誰も居ない。。。

気になったので、トイレの戸を開けようとしたら中から誰かがドアを引っ張っているような

力が感じられてので、とっさにドアから手を離した。おでこから冷や汗が流れた。。。

腕の毛が逆立った。。。「やばい、本気か！？」と変な予感が頭の中をよぎった。。。

おそるおそる、耳をドアにあててみたら。。。

中から女が啜り泣きをしている声が聞こえるではないか。。。

これは完全にヤバイと瞬間的に思い、何故か数珠を慌てて取りに行き、お経を

ユーチューブで探し、全開で部屋に鳴り響かせた。それも一応御払いの動画。。。

部屋の戸を閉めてベットに潜り込んだ。。。まだお経は聞こえているから大丈夫だと思いきや

いきなり動画が終了してしまい、宣伝のコマーシャルが爆音で鳴り響いた。。。もう一度

動画を再生させる為に起き上がろうとしたのだが、誰かがオイラの布団の上に座っている感覚が

した瞬間から起き上がることが出来なくなってしまった。。。しかしこの感触は確かに人が

座っている感触であった。。。けっこう重い。。。布団をどかして覗こうとしたのだけど

今度は腕が動かない。。。「やばい、金縛りかよ。。。。」と完全に降参してしまった。。。

気が付いたら目を開けられない自分が理解できた。。。。この時は、完全に覚悟を決めていた。

目を開けたら見てしまう。。。。完全には目を開けるのが怖かったので薄目で顔を根性で

動かしながら布団の外に出すことが成功したので部屋の様子を調べてみたら。。。。

オイラの顔のスグ横にジャイ子に似た女が座っていて、見下ろしているのだ。。。しかも

裸で。。。。顔はジャイ子、体は。。。良く解らないが何故か黒かった。。。「黒人か？」

と思ってしまったほどだ。。。。頬に何かが迫ってくる感覚があった瞬間に「うわっ！」と

心の中で叫んだ瞬間、体が急に軽くなり、声も出た。。。「夢か！？いやそんなことはない、

さっきが１２時１２分だったし、そんなに時間は経っていなかったはずだ。。。」ベットから

警戒しながら飛び起きて時計を見たら２時４１分。。。タイミングが悪いとはこの事だ。。。

トイレに行きたくなった。。。。しょうがないから階段を再び上がり、トイレのドアを掴んだら

今度はすんなりと開いた。。。なんだやっぱり錯覚じゃねーかよとトイレをしていたその瞬間に

オイラの後ろから犬の鳴き声が聞こえた。。。唸り声かな？

その瞬間全てが理解できた。。。実は前もこんな体験をしたことを思い出したんだ。。。

昔飼っていた犬の匂いがしたんだよ。。。同じ匂い。。。そして同じ声。。。メス犬のジャーマン

シェパード。。。。マーリー。。。しかし人間の顔になるとジャイ子とは。。。。恐怖は

無くなり、むしろ懐かしく幸せな気分になり、眠りに付くことが出来た。決して頭が狂った

訳ではない。。。こんな事もあるんだよね。。。でもまた会ってみたいな。。。オイラの

大切な友達であり、家族の一員だったマーリーに。無理な話なんだけどね。。。でも、何故

この時期にこんな体験をしたのだろうか？不可解でしょうがない。。。だけどそれはオイラの

ただの思い込みで本当は本当になんかの怨霊だったりして。。。。こわっ！！！