The story of Japanese montanaman(シングルファーザーモンタナまん崖っぷちアメリカ人生奮闘記)

オイラは静岡県の義理堅い親分がいた街にあったT 大学付属D.I高校に約２年間、
通ったんだよ。

その時の担任の先生が数学の担当でその当時から女子生徒からも人気があったんだ。。。と思う。と言うかそう聞いていた。背が高くて、何故か白衣を着ていて、髪の毛は長髪でオフロードのバイクで登校していて、今、思うとかなりファンキーなTEACHERだった。

そんな先生がオイラの金八先生的な存在になった出来事があるんだ。それは。。

高校１年生の終わり頃、仲間の喧嘩の仲裁に入ったつもりだが気が付くと仲間の喧嘩相手を気絶させていて見事に無期停学処分をくらってしまったのだ。

仲間は退学処分を受けてしまったんだけども。正にビーバップハイスクール、
その物で現場は滅茶苦茶。

自宅謹慎と言う処分だったんだけれども
オイラが家でじっとなんて出来るわけもなく、校則では乗れないバイクを乗り回す日々に明け暮れたんだ。免許は持ってたよ。因に。規則は余り守っていなかったけれど法律は厳守していたんだ！

とにかく、学校に来るなと言うのだから
湘南爆走族のように、風のような生活に
明け暮れていたんだよ。バイク仲間達と

そんなオイラの事を、先生はオフロードのバイクで昼間、時間を作り探してくれていたんだ。そして、ある時ばったり
出くわしてしまい、その時にバイク仲間
達に一言。

俺の生徒を連れてくぞ。。。

ふて腐れて無視していたオイラの襟首を掴み、無理矢理バイクにまたがせたから
オイラはその隙に逃走したよ。直ぐに追いかけて来て、今度は

おい！止まれ‼ と怒鳴ってオイラよりも
危険行為と運転行為で止まるしかなくて
さ。。。
確か、自動販売機が近くに有って缶コーヒーを渡されて内容は覚えてないのだが
自宅謹慎の時間を短くする努力をしているから、とにかく大人しくしていれば、学校に来れるように俺から他の先生達に説明をするからとか。。。

なんたらかんたら。。。と言われたのは未だに覚えている。2０年以上も前の過去の事なんだけどね。

本当にオイラの事を考えていてくれた先生だったんだよね。 そんな先生は今では
とある都内にある付属高校の校長先生である。去年偶然再会したんだ。だから、
今日はその先生に会ってきたんだ。

校長室に入るときは、昔の自分に戻った
感覚だったよ、まるで職員室に呼び出しをされた時のように。。。。

２時間と言う長い時間、悩みや思いを聞いてもらい、そして現代の高校生、大学生、そして社会人についても学ぶことが
出来たんだ。今日は。。。

届かないかもしれないが、一言。

先生、有り難うございました、今日も
そして２０年前も。救われました、あの日のように。