カテゴリ:モンタナまん
息が凍る程の寒さも終わり、ビリングスの町はポカポカと暖かい日差しが照りはじめ、春風が髪の毛の間を泳いでいるように感じる今日この頃。。。去年の今頃は日本でママチャリ英会話日本旅をしていて、長野から東京に戻り、明治神宮周辺を走り回っていたんだよね。。。長野では梅の花が咲き始めていた。綺麗だったな。。風情があったよね。温泉で修行もさせてもらったし。大変だったけど、楽しかったなー。東京も人や車でゴチャゴチャしていたけど、美味しいラーメン屋さんは沢山あったし、オイラの地元の居酒屋では大好きな焼酎を飲みながら友人達とイッパイ話をしていた事を昨日のように思い出すよ。日本を楽しむのなら3月から4月と5月の3ヶ月が最高だよね。気温も天候も最適だもんね。春は良いよね、心が踊るし。日本の春はね。。。
ビリングスの春はというと。。。流石に風情はないよね。アメリカには風情を感じる景色、光景はそんなに無いし、それを楽しむ習慣も風習がないからね。。梅の花、桜の花も日本のような美しい風景はビリングスでは味わえないし。楽しめないのは景色的な風情だけではない。例えば月明かりが綺麗な夜空を恋人同士で鑑賞していたとしよう。そんな時に『月が綺麗だね』と言っても『だから何?』とかるーく流されてしまい、本質的な『君は月の様に綺麗だ』という日本的な例えは理解してもらえないしね。言葉の風情さえ感じることはできない。現代の日本人の若者達もアメリカ人と同じように理解してもらえないのかな?オイラが古風なだけか?なるべくこういう風情は受け継いでほしいよね。 それとも、ただ年を取っただけかな。。。 でも確かに日本語で『月が綺麗だね』と『The Moon is beautiful』では当然日本語の方が風情を 感じるよね言葉から。 ちなみモンタナも北海道の網走は似たような緯度なんだけど、『モンタナの風に吹かれて』と『網走の風に吹かれて』では同じ季節だとしても『モンタナの風に吹かれて』の方が良いよね。まぁ、風情とは関係ないけどさ。日本語って不思議だよね。オイラはモンタナの春風に吹かれて今日はどうかしてしまったようだ。 日本語が話せ、日本食を食べ、風情を楽しめる日本という国、良い事ばかりではないが、こんな国は世界的にみてもどこにも存在しない。日本はやはり良い国。大好きだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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