カテゴリ:政治、思想関連
2015年度の訪日外国人数が念願の2000万人を突破し日本政府は大喜びをしているそうだ。それ故に2020年に予定されているオリンピックの年には倍の4000万人が新しい目標数だとか。アジア諸国からの訪問客がほとんどなんだってね。
数だけで目標を達成するのも良いけど、それまでに色々と整備をする必要があるんでないのかな? 温泉施設の利用法、トイレ使用の仕方の違い、宗教的食文化の違い、自転車利用客の為の道路整備、道徳の違いによるゴミ処理方法、民泊を含めた宿泊施設の供給、外国人犯罪、そして何よりも言葉でのコミュニケーションなど様々な調整点が挙げられる。 オイラが帰国した時に良く耳にしたのは [ここは日本だ。日本に来たのだから日本語を話す努力を外国人もするべきだ]と言う意見。 理論的には間違いではないが、現実的には難しい。実際に日本人が海外旅行に行くときにそこまで徹底出来ているのだろうか? そんなことはないだろう。事実、1週間、2週間の旅行では誰も気にしないのが現状でしょ? それと同じことが旅行者側の考え。 だから旅行者を受ける側が最善を尽くすしかないという事態になってしまう。 4000万人の外国人、全員が同時に来る訳ではないが日本総人口の3分の1に匹敵する数の旅行者。路上で見かける人の3人に一人が外国人という可能性。 外国人は知らない人にも挨拶をする傾向が多く見られる中、日本人同士でも挨拶をしなくなった日本社会。挨拶さえしてもらえなかった外国人はどの様に日本を受け止めるのだろうか? 果たしてあと4年で日本社会が対応出来るのであろうか? ビジネスも大切なのは理解できるが、その前の準備は大切だろう。 しかも東北、九州の復興問題を抱えてしまった日本がするべき事は山のようにあるのにね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.02 08:04:10
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