The story of Japanese montanaman(シングルファーザーモンタナまん崖っぷちアメリカ人生奮闘記)

初めにモンタナの大きな空の下から小池氏の当選を心から祝福したいと思う。

小池氏が十数年振りの分裂選挙で東京都知事選を勝ち取った事から日本の政治基盤の仕組みが変わりそうな希望が少しだけ見えてきた。小泉元首相が以前自民党をぶっ壊す！と吠えたけど残念ながら実現はしなかった過去があるけれども、今回の旧い自民党を壊して下さいと言う自殺をした元都連議員の未亡人の願いに兆しが見えそうだ。

しかし、言うのは簡単だけれども実行するにはかなり壁は高く、その長さは万里の長城よりも長く自民党を防御している現実が小池氏には待っているはずだよ。
参議院選で圧勝した自民党はここで計算が少しだけ狂った。なぜなら自民党が推薦していた増田候補者が当選していれば簡単に操り人形として都政や都の予算を利権により思うように操作が出来ていたからね。小池氏はハッキリと自分の言葉で物言いをするし、その時の情勢で味方にする議員や政党との付き合いを考え、実行してきた経緯があるために一筋縄ではいかなくなることが明確になってしまったからだ。

それに自民党だけではなくその他、大半の政党はショックが大きいだろう。
オリンピック委員会の委員長と小池氏は犬猿の仲として知られているし、オリンピック予算の再調整にメスが入ることで政治のブラックボックスに潜んでいた利権に絡んでいた企業や政治家が犯罪者になることに脅えながら時を過ごす事になってしまうからね。その事に関しては小池氏と共に自民党の半目に回った小池氏のパートナーになった自民党の議員さんは恐ろしい存在だ。その道のプロだからね。いかに国会議員でも法律に基づいて存在しているからグレーゾーンで活動をしてきた者達はとんでもない飛び火を受けるだろう。だけどさ下手をすればその道のプロでさえ暗殺され兼ねないからね。毒殺、事故、又は家族への強迫等で自殺に追い込まれる可能性もある。喜んでいるばかりでもないのが現状の心境であろう。

だけども今回の都知事選分裂選挙によって従来の組織票に対する各政党の自信に影響を及ぼす右ストレートのパンチが入った事は紛れもない事実だろう。

この事実は都民や国民にとって少しだけ明るい希望が今後の日本の政治や将来に繋がる証明になったんじゃないかな？
今こそが日本人が立ち上がり改革、革命を世界中に広める絶好のチャンスが来たと思うと鳥肌が立ち、武者震いさえ起こる。

この勢いで政界のバランスに雪崩を起こし野党全体がまとまり新しく大きな政党を発足して揚げ足をとる論議をするのではなく真剣に政策、代替え案をしっかりと提議して日本の将来の舵取りをしてもらいたいものだ。

残念ながら旧民主党の政権史で国民の希望や信頼は消えて政治不信に繋げてしまった結果となったが今回から投票権が18歳まで下がり、日本の若者達が海外の若者達のように政治をそして日本の将来について普通に議論、討論をすることが出来る社会の基盤を作るきっかけは整ったんだよ。人口的には少ないけれども、そこは熱い闘志を持ったヤングパワーで若者が日本の将来を決めて爆進してもらいたい。我々、中年オヤジ世代が出来ることはそのサポートだ。

それは父親が子供達の将来を心配したり、真剣に考えたり、尊敬し、愛したり導いたりする事とほぼ同じだと思う。何故ならオイラ達の将来は現在の若者達にかかっているから。

だから若者達に負担をかける割合を低くしながら共栄共存の精神を胸に秘めて弱冠でも新しい日本の社会構成を築き上げないといけない。

それには少しだけ手遅れになっている。これ以上時間を無駄には出来ない。一日も早く若者、そして中年達の終身雇用制度的な雇用状態を再び作り出し、そこから経済の底上げを始めないと消費は伸びない。

中国のように国営企業を中心にして経済を発展させるのではなく中小企業の救済を今すぐ無条件で税金でまかない、個人による税金の還付金制度を増額したりする事が必要だよね。

それを実現するには現在の日本の憲法や各法律に手を加えなければ無理だよ。
その法律を変える為に働くのが議員の仕事なんだから。そう言う意味でも今回の都知事選の結果は今後、東京が地方行政、日本の行政を引っ張って行くための大事な事。既に小池氏に対する批判が出てきているようだけど民主主義において反対意見は半数近くでも当たり前だし、それが民主主義だもんね。

日本の民主主義がどこまで進化、変化するのかとても興味がある。もしかしたら日本と言う国だけが本当の民主主義と平和を築けるのではないだろうか？

皆はどうお考えかな？