カテゴリ:政治、思想関連
以前にもブログで紹介したんだけどオイラの住んでいるモンタナのビリングスと言う人口12万人強の街はなんと全米代4位のビールを愛している街なんだよ。もちろんビール意外にウイスキーをがぶ飲みする強者達も多いんだよ。
料理を食べながら楽しむ習慣がほぼ無いからピーナッツやカシューナッツ、ピザ、手羽先位しかオツマミとして食べないんだよね。日本の居酒屋styleは存在していないから友達たちとの飲み会も苦労するんだよ。空きっ腹に酒は安く、早く酔いが回るけど体には決して良くない。 ショットバーでウイスキーの一気飲みでベロンベロンになるまで飲むしね。水割りで飲む人など殆んど見かけないしね。 だから当然アル中になっちゃう確率も結構高いんだよ。 そしてアル中が家族にいるとその家族に多大な迷惑がかかるんだよ。特に精神的にね。家庭内暴力に始まり子供には悪影響を及ぼし深刻な問題を抱えている家庭が想像以上に多いんだ。 偶然にも友達がアル中で更正施設に入るための診断に行くときに送迎を頼まれたんだ。その時にAL-NONNと言うアル中患者を持つ家族や友達がどの様に対応するべきか?を討論する組織を紹介してもらいオイラは参加することにしたんだ。 町の公民館的な場所で行われて参加者は50人程いたんだ。ほぼ毎日行われていて場所もまちまち。複数の組織の人達が持ち場と時間割に従い動き回り話し合いが行われる。建物の中に入ると初参加のオイラは皆から歓迎されて自己紹介の嵐。 [ようこそ!良く勇気を振り絞って会に参加してくれたわね!] 議長さんやグループのメンバー達は声を揃えて祝福してくれたんだよね。 話し合いの時間はキッカリ1時間。 誓いの12項目を1項目づつ一人一人が順番に読み上げていくんだよ。 その後は議長さんがお題を提議して発言をしたい人達がお題に沿って体験談や個人の気持ちを発表するんだよ。その時のお題は個人の自由とは何か?について。 新参者のオイラは3番目に話をしたんだ。しかも自分で手を上げてね。 [私の個人の自由とはこのアメリカに居ることです。個人の自由でアメリカに渡り、留学をしてその後、ただ生当たり前の生活をすることが私には自由なのです。決して政府や国の代表として来たわけでも無いので息をアメリカで吸を吸って入ることが自由なのです。] そう発言したら、皆は少し考えた様子となり直ぐに絶賛を浴びてしまったオイラ。 [彼に言われるまで考えた事がなかったと皆さん困惑をしていた。と言うより驚いて感心されてしまったんだよね。 会の終わりにはキリスト教の唱えをして全員が大きな輪となり手を繋いで仲間意識を高めたんだよね。この会議で新しい出会いもありとっても新鮮な日となったのでした。それにしてもアメリカ社会のアル中やその他の中毒問題はとっても深刻な問題だということが理解出来たんだよね。 日本も同じだろうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.02 05:50:34
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