昨日は少しだけ雪が降り、少しだけ雪が積もった。日中の気温も13度から3度まで下がり本格的に冬が始まった感じだ。ビリングスの住民達はこの時期に雪を見なければ「今年の冬は大雪になるぞ」といつも騒ぐけどいつも大したことはない。数年前に大雪でマイナス25度という厳しい寒さを体験しなければならなかったけどさ、普段はマイナス5度くらいで雪景色を楽しむ余裕はある、し大雪でも大通りなら除雪車により路面はちゃんと除雪される。だから大した問題ではない。一般の日本人が備え持つ「10分前行動」を「20分前行動」に雪の日に普通にやっていれば事故も無く移動にも殆ど影響はないんだ。ちゃんとした、普通の、頭の良いアメリカ人は余裕を持った行動をするんだけど、90%ほどの住民は雪を自分の都合と言い訳に利用をして「遅刻」を正当化したり「欠勤」を正当化するんだよね。だけど、これも仕方がないんだ。事実、車を車庫に止めておかなければ、いくら極寒仕様の車といえど動かなくなるけどね。
それにしても、寒くなったよ。どんなに慣れっこになってもマイナスの気温は寒い。それでもカリフォルニアに移ろうとはしないのは何故なんだ?都会派だったオイラが感じた田舎の生活観にかけがいのない価値を見つけたんだね。ここには都会生活では絶対に体験出来ない暮らしの安心感が有るからだろうね。
そして、この街を特に理由が無くても愛しているからだろう。感覚で好きなのだ。オイラは。